アベンジャーズ-超人に憧れて-

□1.勧誘された日本人
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〜中学校〜
「・・・ふわぁ」

俺の名前は佐藤 清夜、何処にでもいる唯の中学2年生です、少し違うのは瞳の色が青ってことかな

「眠っ…zZZ」

俺はいつも夜更かしをするからこの通り授業中に寝ているんだけど、何だか今日は眠れそうにない

・・・きゃー!・・タークだ!

「ん、煩いなぁ…何事?」トン

俺が寝ていると学校中が騒がしくなった、突然の事で訳もわからない俺は前の席の奴に理由を聞こうと肩を叩いた

「え、あぁ佐藤か…何でもこんな田舎にアイアンマンことトニースタークがやって来たらしいぜ?」

前の奴も興味が無いのかそれだけ伝えて前を向こうとしていた、でも

「?どうしたの、突然固まっちゃってさ」

「そ、そんな…何で此処に?」スッ

俺は前の奴が指をさした方に顔を向けようとした、でも

「何でか?それはある人物を迎えに来たからさ」ガシッ

俺が顔を向ける前に誰かが肩を掴んで来た

「っ!?」ブンッ

「うぉっ!?」ドガァン

咄嗟のことだったから思わず俺はその手を掴んで知らない人を投げ飛ばしてしまった

「あ、しまった…大丈夫ですか?」

俺は投げ飛ばしてしまった人に近づいたんだけど

「・・・・・」

そこには赤い鉄のスーツを身にまとった変なおじさんが見事に気絶していた

「はぁ…先生、保健室に連れて行きますね?」ガチャ

それだけ伝えて俺はおじさんを背負い保健室に向かった
・・・・・・・・・・・・・・・
〜保健室〜トニーSide
「ん、うぅ…何処だ、此処は?」

僕が目を覚ますとベットの上だった、どうやら気絶していたようで…スプリングが感じられないカチカチのベットで何故気絶したのかを思い出していた

「ん?スーツが無い、何処に「んぅ」?何だ今の音は」

私は声のした布団をめくってみた、そこには

「う、んにゅ〜、zzZ」

変な寝言を言っている子供がいた

「・・・まさかこの僕が男と同じベットで寝るなんてね」

僕はスーツを探すためにベットを抜けようとしたんだけど

「んんぅ…」ギュッ

彼が服を掴んでいるから動けなかった

「はぁ、仕方ない…そろそろ起きてくれないか?」トントン

中々起きない彼の額を軽く小突いた、すると

「ん…?あんた誰?」

「っ!…」

少し不機嫌そうに目を開いた彼、彼の目はとても綺麗な深い青で僕は一瞬にして恋に落ちた…
トニーSide終了

(・・・あ、おじさんか…漸く目を覚ましたんだね)

(・・・・・)

(おじさん?)

(…っ!あ、あぁお陰様でね、所で僕のスーツは?)
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