アベンジャーズ-超人に憧れて-

□6.杖回収、時々パーティー
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〜ソコヴィア〜
ドガァン
「はぁ…何で俺はソコヴィアに?」シュッ

「ギャァ!!」

(喋ってる暇があれば手を動かせ)

「チッ…インカム切ろうかな?」

((((おい!/ちょっと!?))))

ハルクとソーさん以外のメンバーが俺の耳を破壊しに来た

「ちょっ…マジでうるさい」ガッ

俺は八つ当たりの様にヒドラの兵士を気絶させていた

「今頃本当なら学校に居たのに…」

今は2015年、俺は高校2年生になった…ピーターは無事に1つ下の後輩になって学校生活が楽しくなって来たと言うのに

「やってらんないよ…」

「真面目に仕事しろって…」ゴンッ

愚痴をこぼすばかりの俺にクリントが拳を落として来た

「・・・はいはい、あんたこそ俺ばかり構って怪我したら許さないよ?」

「へっ…言ってろ」

「ふふっ」

俺とクリントはお互い背中をくっつけて弓とダーツで攻撃していた

「ん〜数が多すぎるよ」

「もう限か…動くなよ」

俺達がヒドラをやっつけていると強そうな気配がした

「分かってる…素早いね」

「あぁ…そこか!」ビュッ

クリントが弓を放った、でもそこには誰もいない

「あ〜…残念だ「ぐあっ!」クリント!?」

俺の背後にいた筈のクリントがいつの間にか攻撃されていた

「やばいね…変化」

俺は身体を鉛に変えてクリントに近付いた

「クリント!大丈夫なの?」

「ん…あぁ、何とか」

「良かった…俺よりもクリントが「パァン!」は…?」

俺がクリントを助け起こそうとした時、一発の銃声が…クリントに被弾した

「っ…嘘でしょ、クリント!?」

「う…ぐ、早く敵を」

「・・・・・」

俺はクリントの声が聞こえなかった、それは悲しみからか怒りからなのか…俺には分からなかった

「皆んな!クリントが被弾したわ、誰かこっちの敵を「ウガァ!」…ありがと」

こっちに来たナターシャさんが何かを言ってるけど俺には聞こえない…

「・・・あ…ぅ」

「清夜!しっかりして」

「っ…ナターシャ?」

「えぇ…クリントなら大丈夫、早く敵をやっつけてクイーンジェットに戻りましょ?」

気がついたらナターシャが目の前にいた、俺は声を出さずに敵の方へ向かっていって、そして

「・・・皆んな死ねよ」ガシッ

「へっ…うわあぁぁ!!」グチャ

命を奪っていった

「はは…お前らでも血は赤いんだな、俺もか」バキッ

俺が沢山の命を壊しているとさっきの速い奴が来た

「オラッ!」カンッ

鉛に変えていた俺は倒れずに寧ろ捕まえた

グッ
「・・・・・」

「いってぇ…どうなってんだよ!」

「うるさい…元はと言えばお前が」ベキッ

「ガハッ…チッ覚えてろよ」シュンッ

俺が鳩尾に一発入れると速い奴は逃げた

(皆んなよくやった、引き上げるぞ)

トニーが杖を取り返してスティーブも裏切り者を捕まえたらしい

「ナターシャ、俺がクリントを連れて行くよ…ハルクをお願い」

「えぇ分かったわ、彼をお願いね?」

俺は自分の身体をガーゼに変化してクリントの脇腹の出血を塞いだ
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