NARUTO〜2度目の人生〜

□2度目のアカデミー生活
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〜アカデミーの教室〜
ガヤガヤ
「・・・ん〜(うるさいなぁ)」

僕はアカデミーに入った、でも周りの子供はみんな歳相応なだけあって騒がしかった

「ひゃっほ〜!おはようさんオグル」

「ワンワン!」

「え、あ…おはようキバ」

僕に声を掛けてきたのは忍犬と共に戦う犬塚一族の息子、犬塚 キバ君、いつも頭の上には赤丸っていう犬がいる

「なんだよ元気ねぇなぁ?」

「キバが元気過ぎるんだよ…なに?あのひゃっほ〜って」

「あ?まぁいいじゃねぇか…大体朝から元気がねぇのはオメェとシカマルくらいだぞ?」

そう言ったキバと僕の視線の先には影を使った術を使う不思議な一族の息子、奈良 シカマル君がいた

「・・・あん?ジロジロ見てくんなよ、気色悪りぃ」

「あはは…朝はやっぱりあれだよ」

「いやいやいや、アレは流石にやべぇって俺らまだ6歳だぞ?」

「ん〜、人それぞれだよzzz」

「あ、ちょっ!…寝ちまいやがった、授業中に寝てる癖にテストは満点だもんなぁ」

「ふふっ…また遅刻しちゃって、早く目薬さしなよ」

「なんの夢見てんだ?」

僕は懐かしい夢を見た…1度目のアカデミーにいた時の夢を

「おい!早く起きろ!オグル!!」

「ん、うぅん…黙れ、イルカ」

僕は夢の中で二学年くらい後輩だった彼の事を思い出していた

「(そう言えば、何時も俺の後ろに付いてきてたなぁ)んふふ」

「ふふふふふ…そうか、黙れか」

「うぇっ!?…あ〜」

「オグル〜?」

「あ、ははは…おはよう、イルカ先生?」

「ば…馬鹿野郎〜!!先生に向かって黙れとはどういう事だ!」

「ごっ、ごめんなさ〜い!!」ダッ

僕は寝惚けてイルカ先生に黙れって言ったみたい…ビックリだよね?担任があのイルカだなんて
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・で?」

「で?と言われても…何です?」

「何ですじゃないだろ!お前はいつも寝やがって…そんなに俺の授業はつまんないか?」

「いいや?寧ろ面白いです(ナルトとかと追いかけっこする所とか)」

「そっ、そうか…面白い、ん?お前は俺の授業で起きてる時があったか?」

「・・・・・zZZ」

「ね、寝るな!バカモン!!」ゴッ

「うわ、痛〜…暴力反対です」

「やかましい!…それに組手の授業、何でお前はやる気を出さない?」

「?心外ですね、僕は本気ですよ」

「ほ〜…一位のサスケから最下位のナルトまでか?」

「んふふ〜(流石に無理があったか)」

僕は組手の時に手を抜いてる…本気なんて出したらみんな死んじゃうもん

「笑って誤魔化すな!!」

「もういいでしょ〜帰らせて!」

「いいやダメだ…今日は補習授業をするぞ?」

「えぇ〜…何すれば良いの?」

「そうだなぁ…今日習った術、分身の術をしてみてくれ、最大人数だぞ?」

「・・・分身の術ぅ〜」ボフンッ

「6人か…中々の人数だな」

僕は分身した…普通の分身だと6人が限界みたいだ

「・・・(少ない)」

「まぁ、その…なんだ」

「?何です」

「帰りにラーメンでも食ってかないか?」

イルカ先生は照れ臭そうに鼻の傷を触っていた

「(鼻を触るのは昔からの癖だ)うん、行く!」

この後僕達は手を繋いで一楽に向かった…アカデミー生活も悪くはないね
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