3代目JSB〜佐藤大樹の弟!?〜

□4.…皆んなと仲良く
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〜テレビ局、控え室〜
「うぅ〜…緊張して来た」

俺は人生で初めてのテレビ出演に緊張していた

「でも初のテレビ出演がドッキリって、なぁ?」

「本当に、しかもアキラさんに仕掛けたんだろ?」

岩田さんと隆二さんは笑いながら俺に話しかけて来た

「うぅ…アキラさんってばまだ拗ねてるんですよ?」

「だってEXILEでも話してたしな?直己」

「あぁ、演技には見えなかったとか」

直人さんと直己さんまでそんな話しをし始めた

「うぅ、お腹痛くなって来たかも」

「大丈夫?」

「はい…」

「でも今日の共演者に憧れの人がいるんだろ?」

「っ、はい!だから絶対に収録は参加します!」

俺は憧れの人に会える嬉しさで緊張が無くなった

「ったく、単純な奴やな」

「「「「「「ブンッブン」」」」」」」

「ん?突然頷いてどうしたんですか?」

「まもなく本番です!準備お願いします。」

俺が皆さんに近づこうとした時に扉が開いてマネージャーさんが入って来た、いよいよだ

「さ!一緒に行こ?」スッ

そう言って手を出してくれたのは隆二さんだった

「はい!」ギュッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜スタジオ〜
「っ、きょ、今日はよろしくお願いします!」

俺はスタジオに入ると司会者の今田さんと東野さんにお辞儀をした

「おぉ、君が原野 蒼樹君かいな」

「随分と礼儀正しいなぁ、こちらこそよろしく頼むわ」

2人は笑いながら俺と話してくれた、2人とも関西出身だからか凄く落ち着く

「ほな、頑張りや〜」

「噛んでも俺らが全部拾ったるから」

「はい!お願いします」

俺は今田さん達と別れて椅子に座った

「今日の司会者さん達本当に優しいですね!俺安心しました」ギュッ

俺は隣に座っている人の袖を掴んで話しかけた、でも

「えっ、俺?」

「あ…ごめんなさい!!、間違えました!」

俺がメンバーだと思って話しかけた人は控え室で皆んなに話していた昔から憧れてた俳優さん…

「そ、そんなに謝らなくても…大丈夫だから顔を上げて?ね?」

永井大さんだった

「うっ(やばい、言葉が出てこないよ〜)あ、はい…」

「今日がテレビ初出演だよね、頑張って?」ポンッ

永井さんは笑いながら俺の頭に手を乗せてきた

「っ、あ、ありがとうございます」

お礼しか言えない俺の代わりに三代目の皆さんが色々と俺の事を永井さんに紹介してくれた

(あ、こいつ永井さんの大ファンらしいですよ?)

(お、本当に?嬉しいな)

(ちょ、ちょっと…直人さん)

(あははは、蒼樹君って可愛いね)

(可愛いだなんて…恥ずかしいですよ)

(〜っ!?)

(あ〜、悶えちゃってる…ねぇ、臣?)

(あぁ、これは危ないな…)

(((((((永井さんが蒼樹に落ちる!!)))))))
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