main〜輝く星〜
□興味があるもの
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隆景「こんにちは」
後ろから話しかけられ、体がびくっと震える。
「こ、小早川さん...こんにちは」
うう...うまく話せない...
このやり取りから分かるように、私は小早川さんのことが好きである。
けど、いつも小早川さんの事を考えてるけどいざ話すとなるとしどろもどろになってしまう。
小早川「私の顔に何かついていますか?」
「いっいいいいえ!いつも道理綺麗なお顔...じゃなくて、えぇと...綺麗なお花ですね!」
焦って庭の花を指差す。
小早川「ああ、あれは異国と交渉して貰った"薔薇"という花なんです。花言葉は"永遠の愛"ですよ」
永遠の、愛...
小早川「これを沢山増やして、大切な人へ贈るんです」
「大切な人...?」
思わず呟いていた。
小早川「はい。その方はいつも明るくて元気なんですけど、最近はどうも避けられてるみたいで...」