鳥居の先は……

□六話
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我が本丸に問題児がやって来た。
その問題児は、見た目は儚げな印象だが口を開いたが最後、そんな印象はすっ飛んだ。



「よっ。鶴丸国永だ。俺みたいなのが突然来て驚いたか?」



そう、鶴丸国永だ。
彼が本丸に来てからとゆうもの、イタズラが絶えない。
本人は驚かせたいだけなのだろうが、最近では五虎退が落し穴に落ちて軽傷を負ったりと被害が拡大しつつある。



「そろそろ止めないとヤバイな…」



そう呟いた瞬間、強い衝撃に襲われ思考が停止した。
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「ーーじ!」



「ん……へし部?」



「主!気がつかれたのですね!」



「私…なんでーー痛っ!」



起き上がろうとすると何故か酷い頭痛、そういえば何かに当たった気がする。



「主は鶴丸が投げたボールに運悪く当り、倒れられたのです」



やっぱり鶴丸か…。ちょっとお仕置きが必要かな。



「へし部、ちょっとみっちゃん呼んできてくれる?」



私がそう言うと、へし部は首を傾げながらも頷きみっちゃんを呼びに行ってくれた。



「僕を呼んでるって聞いたけど、なにかな?」



「ああ、ちょっと相談があってさ」



少しして表れたみっちゃんにあることを相談すると、苦笑しつつも「仕方ないね」と了承してくれた。



「さあ、今晩の夕食が楽しみだ」




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