オールマイティ

□【ス番外編続】続チロリアン
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後日談
「チロリアン(?)のお土産を買ってきたのよ」
クレインは、レイラのお部屋にお邪魔してます。
スペイン村から帰ってきてからのレイラは、最近活発な動きをみせる極微の探査、支部の視察、武大連にむけた、黒龍のテコ入れなど、やらなければならないことが山ずみになっており、疲労困憊。
ソファに、腰掛け、タバコに火をつけるレイラ。
「顔色がよくないみたいだけど、大丈夫なの?」
「‥‥ふーっ‥」
それには、答えずタバコの煙を吐きだす姿がため息にもみえる。だいぶ、お疲れのようだ。
「ちゃんと食べなきゃ、だめよ‥。あなた、いつも自分の体に興味がなさすぎる」
「‥まだ、これから報告書をあげなきゃならない、食事はその後考える」
タバコを消して、立ち上がろうとするが、少し、くらっとして動きが止まり目を閉じる。
「💦大丈夫?」
クレインがレイラを支える、
あんまり大丈夫じゃなさそうなレイラは、こめかみをおさえて動けないでいる。
「無理しないほうがいいわ‥💧」
立ち尽くすレイラの頭を抱えてソファに横にすると、自然、頭が膝の上に‥(*´艸`)キャ
動きたくても、動けないレイラは、暫く瞼を閉じてじっとしていたが、クレインの心配がやっと伝わったらしく、体を預けたまま、意識が薄らいでいったようだ。
「ほっ」
レイラがまどろんで、いってくれたよう‥と、そっと髪の毛を撫でるクレイン。
レイラは、だらしなくヨダレ垂らしたりしないだろうから、眠りについても端正で美しいお顔なんだろうなあ✨少しやつれ気味で疲れた寝顔をみていると、なぜか、愛おしさがこみあげてくる。
(あ、これって‥ひ、膝枕ってやつか💦)
ふと、スペイン村でのルフィーとラディアを思い出し、赤面してしまうクレイン(〃゚艸゚)
(あの時は、あんなことをいってしまったけれど、こんなふうに安らいでくれるなら‥)
ルフィーが安らいでたかどうかは別として、安らいで、と思えてしまうあたりが、お嬢様ですよねー😅じゃなくて💦膝枕もいいものなのかもしれない‥?
ふふっと笑みがもれたクレインの眼差しもまた、安らかなものなのでしょー。

暫く穏やかな時間が流れた‥。
久しく深い眠りについていなかったレイラだが、柔らかいものに包まれて‥💧お、重い?
うっすらと目を開くとクレインの胸元が‥💧
人間の体温ってあったかくて眠くなってしまうのよねー💦
レイラが寒くないよーに自分の上着をかけ、うとうとと眠ってしまったクレイン。薄いシャツからブラが透けて見えたりしてー
じゃなくて、眠ってしまった自分に上着をかけてくれたのか‥。
ゆっくり体を起こすと、クレインをソファに横たえるレイラ。
「ンー‥いかないで‥」
寝ぼけてるのか、ひきとめるクレイン。
そんなクレインの方に向き直り、
「‥いいのか?」
なにが〜と、つっこまないでね💦
クレインの頬にふれ、かるく顔をあげ、唇を塞いでしまう。
「んっんんんん‥」
あれ?こ、これって‥
まだ、ぼんやりとしたクレインの頭は事態を把握できていないようです。
イヤじゃないみたいなので、そのままシャツを脱がせていくと、華奢な柔らかい肌‥。
服の上からより、直接感じる肌の温もり。
もっと感じてみたいとゆう欲求に、正直になってしまっちゃうのです。
「はあっっ」
長いキスから解放され、火照った顔で大きく息をすうクレイン。
「あっんんんん‥」
だんだんと露わになっていく、白い素肌に舌を這わせていくレイラ。
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