ショタ次男と一緒!

□次男、ショタ化する
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朝起きて、目覚めてみたら何故か視界が低かった。
気づけば服もぶかぶかで、歩こうとすればズボンが足に引っ掛かり、転んでしまう。
仕方ないので、ズボンを脱げば、パンツも一緒に脱げる。

――何か可笑しい。

そう実感した俺は、まだ寝てるブラザー達を起こさないよう、鏡のほうへと歩いて行く。
しかし、歩いている時どうも周りの建物が高すぎる。
タンスなんて、かなり高くて手が届かない。
頑張って手を伸ばすが、全然届かない。

何故だ?
家の中がでかくなったか?

俺は、ふとさっきのことを思い出した。
歩こうとした時、ズボンが邪魔で脱げてしまった事だ。
恐る恐る下を向けば、上着だけで十分な大きさだ。
むしろ、肩まわりは布が大きすぎて、服も脱げそうだ……。

くっ、ナイスガイな俺の身に何が起きた!?

とりあえず、こっそりおそ松兄さんに相談しなくては。

「おしょまちゅにぃしゃん! って、ありぇ?」

普通に喋ったつもりだが、どう足掻いても言葉が可笑しい。

「お、しょ、ま、ちゅ、にー、しゃん!」

呂律が回るよう、努力して言ったつもりだが、結果は惨敗。
嫌な予感がする。
昨日何かあったか?
頭をフル回転させ、記憶をたどり寄せる。
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