ソニックシリーズ
□不良達の逆襲
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目が覚めると見覚えの無い場所にいた、辺りを見回したが周りにあるのは壊れた道具ばかりだった、体を起こそうとしたが手は背後に回って更に手錠がかかっており起こすことが出来なかった
ソニック「ここは?」
「お!やっと目が覚めたか?ソニックさん」
声がする方を見るとあの不良とその仲間がいた
「へぇ〜、これがあのソニック・ザ・ヘッジホッグか」
「結構可愛いじゃん」
ソニック「お前ら俺を捕まえてどうする気だ?」
「簡単な事さ、アンタを餌にしてあのスカージの野郎を叩きのめす!」
ソニック「何!」
「俺らは何度もスカージの野郎にやられたんだ、その度にスカージは俺らから金や武器を奪っていった!」
不良達は少しずつ怒りをあらわにした
「だから俺らもスカージから何かを奪おうと決めた!スカージが金や武器より大事にしている何かをな、そしてその何かに選ばれたのがソニック、アンタって訳だ」
ソニック「何で俺を選んだんだ?」
「スカージはアンタに底根だからさ、アンタを人質にすればスカージは来ると思ってな」
ソニック「フン、俺を餌にした位じゃスカージは来ないぜ」
「いや、スカージは必ず此処に来る!アンタを取り戻す為にな、来たら最後生きて帰さねぇ!死んで後悔させてやる!」
ソニック「スカージがお前らみたいなチンピラなんかにやられる訳無いだろ」
「何だと!」
ソニック「ぐふっ!」
ソニックの言葉を聞いてキレたのか、一人の不良がソニックの頬を思いっきり殴った、ソニックは殴られた衝撃でその場に倒れた、殴られた頬は赤くなり口から血が出てきた
「人質のくせして生意気な態度を取るんじゃねぇよ!」
不良がもう一度ソニックを殴ろうとしたその時
「止めろ」
一人の不良がソニックを殴ろうとした不良の手を止めた
「離しやがれ!こいつは俺らを馬鹿にしやがったんだ!痛めつけねぇと俺の気が済まねぇ!」
「まぁ落ち着けよ、確かにこのハリネズミちゃんは俺らを馬鹿にした、だから『お仕置き』をするのは賛成だ、だがこのハリネズミちゃんには少し違った『お仕置き』をしようぜ」
ソニック「?」
「はぁ?少し違っただ?」
「そうさ、よく考えてみろよ、あのスカージが喉から手が出るほど欲しがる奴なんだぜ?興味無いか?」
そう言うと不良はソニックを舐め回すように見た、他の不良達も同じような目でソニックを見た