ソニックシリーズ
□それぞれのクリスマス
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「ご注文はお決まりでしょうか?」
シャドウ「では彼にはこれを、僕はこれを頼む」
「かしこまりました、料理が出来上がるまで少々お待ちくださいませ」
ウエイトレスは一礼をすると厨房に向かっていった
ソニック「(シャドウの奴、よくこんな高そうな所予約出来たな)(汗)」
シャドウ「ん?ソニックどうかしたのか?」
ソニック「いや、よくこんな高そうな所予約出来たなって思って」
シャドウ「何だ、そんなことか」
ソニック「そんなことってお前な(汗)」
シャドウ「君とクリスマスを過ごしたかったからな、4ヶ月程前から予約していた」
ソニック「よ、4ヶ月だって!」
シャドウ「あぁ」
ソニック「4ヶ月も前から予約していたのか!」
シャドウ「そうだ」
ソニックが驚いていると
「失礼いたします、お料理をお持ちいたしました」
料理が運ばれてきた
「それではごゆっくりと料理を堪能してくださいませ」
シャドウ「すまないがこの料理を食べ終えたらデザートとして僕にはプリンを彼にはパフェを頼む」
「かしこまりました」
ウエイトレスは一礼をすると再び厨房に向かっていった
シャドウ「では食べようか」
ソニック「あ、あぁ」
二人は運ばれてきた料理を早速食べた
ソニック「これ美味い!」
シャドウ「そうか」
シャドウは手を止め、料理を食べているソニックを見つめた
シャドウ「(ソニック、君は本当に可愛い、料理を頬張る姿も、食べている時に見せるその笑顔も全てが可愛い)」
するとソニックはシャドウの目線が気になったのか、ソニックも手を止めた
ソニック「シャドウ、お前食わねぇのか?さっきから俺の顔を見てて全然食って無いじゃないか?」
シャドウ「いや、君に見とれていて手を止めていた」
ソニック「よせよ、照れるだろ」(照)
ソニックは本当に照れているのか、頬をほんのり赤らめていた
シャドウ「(可愛い)」
シャドウは優しい笑みを浮かべると再び料理を口に運んだ
数分後、二人は料理を食べ終えデザートを食べていた
ソニック「このパフェすっごく美味い!」
シャドウ「そんなに美味いのか?」
ソニック「あぁ、シャドウも一口食べるか?」
シャドウ「え?」
ソニックはパフェをスプーンで一つすくうとシャドウに向けた
シャドウ「(こ、これは!ソニックからの『あ〜ん』か!ソニックからこんなことをしてもらえるとは!)」
シャドウは必死にニヤケ顔を抑えた
ソニック「いらないのか?シャドウ」
シャドウ「あ!い、いる!」
シャドウが口を開けると、ソニックはスプーンを口に入れた