好きの反対はまた違う好き
□世界なんて消えちゃえばいいのにね
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「か、カルマ君…僕のことを覚えてないの…」
「だから、なんなの?天使の癖に話しかけんなよ!」
パシィン…
「いった…」
頬を叩かれた
そのあと、カルマ君のお母さんとお父さんに話を聞いた
カルマ君は、僕に手紙を書いて出そうとした、だけど法律にあたってしまい
重い罰として、僕との記憶…つまり十四年間の記憶全てがなくなった
僕のことだけだったみたいだけど…
「渚くん…ごめんね…」
「いいんです、僕が悪いんです」
カルマ君と出会わなければ、全てが普通だったのかも知れない…
君も僕も…
こんな世界なんかじゃなかったら
もしかしたら、うまくいったのかもね…
続く…