山椒魚の日常
□愉快な仲間達〜探偵社編〜
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※もしも鱒二が探偵社にいたら･･･？
●福沢殿の場合
「おや、福沢殿ではありませんか。こんな所で一体何を？」
「猫が居たのでな」
「そうでしたか、猫がお好きなのですね」
「あぁ」
「･･･って福沢殿、猫の上から手を伸ばしてはいけませんよ」
「そうなのか？」
「そうですよ、それでは猫に怖がられてしまいます。もっと低姿勢でゆっくり近付いて下さい、･･･ね？」
「･･･！(猫が擦り寄ってくれて感動）」
「ふふふっ、そろそろお茶にしましょうか？淹れてきますね」
「あぁ、頼む」
→雰囲気が大人すぎる二人
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●名探偵君の場合
「あれ、鱒二さんだ。何か用事？」
「うん。というか今日は名探偵君に用事かな」
「珍しいね、何々？この僕に頼んでくれて善いよ！！」
「それじゃあ早速。先刻これを沢山貰ったんだけど、俺独りで食べきれそうに無くて」
「わぁ、駄菓子だ！！」
「名探偵君って甘い物嫌いじゃないよね？一緒に如何かな？」
「え、善いの！？」
「勿論。寧ろ消費してくれると助かるよ」
「鱒二さん、有り難う！！」
「いえいえ、どういたしまして」
→餌付けされる乱歩と、結構な頻度で餌付けしてる鱒二
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●与謝野さんの場合
「･･･与謝野さん、何で俺はスカァトを着ているんだろうか？」
「そりゃ妾が着せたからさ。それ、可愛いだろ？」
「確かに可愛いけど。大体こういう物は女性が着るべきものであって」
「似合ってるんだから善いじゃないか！ほら髪も纏めるよ」
「えっ、そこまでやるの」
「やるなら徹底的にさ。髪飾りは妾とお揃いだけど善いかい？」
「うん、それは構わないけど･･･」
「それにしても綺麗な黒髪だねェ。そこらの女が羨ましがりそうだ」
「･･･そうかなぁ？」
「そうさ、自信を持ちな。･･･さァ出来たよ、じゃあ出掛けようかね」
「そっ、外に出るの！？」
「当たり前じゃないか！！この可愛らしさを見せびらかさないで如何するンだい！？」
「えっ、ちょっ･･････。まぁ今の君が倖せならいいか」
→女装で逢瀬？
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●宮沢君の場合
「あぁー！！鱒二さんじゃないですか！」
「おや宮沢君。こんにちは、こんな所で如何したの？」
「僕はお仕事の帰りなんです。鱒二さんもですか？」
「うん、そうだよ」
「じゃあ探偵社まで一緒に帰りましょう！！」
「俺で善ければ喜んで」
「わーい！鱒二さん、手を繋ぎませんか？」
「善いよ、繋ごうか。･･･はい」
「えへへ、暖かいですね」
→姉（仮）と弟の暖かい図
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●谷崎兄妹の場合
「鱒二さん、私ずっと訊きたい事がありますの･･･」
「えっと、何かな？」
「いつも誤魔化されてしまいますけど･･･結局飯田さんとは恋人同士なのですか！？」
「ブッ！？･･･こらナオミ！鱒二さんに失礼じゃないか！！」
「･･･随分真っ直ぐに聞くんだね。別に恋人ではないよ、唯一の親友ではあるかもしれないけど」
「唯一･･･ですか。素敵な言葉ですわ！！私の唯一は兄様、だ、け、よ？」
「ナオミ！？人様の前で何を･･･！」
「仲良しって善いよねぇ」
→ラブラブな兄妹を菓子に、茶を飲む鱒二
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