短編集

□もしも風邪のひき始めに気付いたら
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〜練習前の待ち時間にて〜


16の場合
「……くしゅんっ。」
『風邪っすか?』
「んー熱は無いんだけど、喉がねー。」
『……これ良かったら。』
ポケットから出て来たのど飴を渡す。
「わぁありがとう!凄く助かる!!」
『結構良いっすよ、俺のおすすめ。』
「今村くんのポケット魔法のポケットだ。」
『……そんなこと、ないっすよ。照』

30「わ、今村が照れてる!?」
14「レア、超レア!!!!」

のど飴と今村猛
と、それを見てはしゃぐカピバラたち。



15の場合
「……くしゅんっ。」
『何や風邪か。』
「そんな事ないですけど…今日寒いなぁって。」
『…風邪のひき始めやないかそれ。』
『そんな薄着でおったらそりゃあ風邪ひくわ、これ使え。』
自分の着ていた上着を脱いで差し出す。
「え、いやいやそしたら黒田さん寒いじゃないですか!汗」
『別にもう一枚あるし問題ないわ。とりあえずはよ着ろ。』
「でも『はよ。』……はい。」
もそもそ。
「………ありがとうございます(わぁ、黒田さんのにおいだ)。」
上着を着るが、もちろんぶかぶか。
『おぉ。(何やこいつガキみたい笑)』

その後。
11「お前それ誰の上着なの。」
「黒田さん。」
全員「『はぁぁ!!?』」

結構面倒見の良い黒田さん。
そして黒田さんが上着を貸したことにびっくりする皆さん。



25の場合
「……くしゅん。」
『風邪ひぃたんけぇ?』
「ですかね?昨日からくしゃみが止まらなくて…。」
『そりゃああかん!熱はあるんか??』
自分と麻樹のおでこに手を当てて熱の確認。
『…よし、熱は無さげやな。そんな薄着でおるであかんけぇ、ちゃんとあったかい格好せなあかん!あと好き嫌いしちょるやろ?ちゃんと野菜も食べなあかん!昼の時に風邪薬持っとるけ、ちゃんと飲め。』
「………あ、はい。」
「『……(完全におかんだ!!)』」

おかんな新井貴浩。



14の場合
「……くしゅんっ。」
『風邪っすか?』
「ここ最近ずっと寒いからかな?」
寒さで顔がちょっと赤い麻樹。
『ほんとだ、麻樹さんのほっぺ超冷たい。』
両手で麻樹のほっぺを触る大瀬良。
なんだか楽しそう。
「……私の顔で遊ばないの。」
『あはは、ばれちゃったか。だって麻樹さんのほっぺ気持ち良いから好きですもん。』
「寒いって言ってるのに人の顔で遊ぶなんて、なんて失礼な。」
『すいませんって笑。じゃああっためてあげます(^ ^)』
ほっぺカイロダブル挟み!!
「わぁあったかい。」

9.33「……(あいつ後で覚えてろ。)」

無意識に敵を増やす大瀬良大地。



34の場合
「……くしゅんっ。」
『あなたの風邪は何処から?』
「ん……私は鼻から。」
『そんな貴方には、黄色のベンザ○ロック。』
ハイタッチ。
「……相変わらずムカつく。」
『あなたーの風邪にねらーいを決めて、ベンザ○ロック♫』
「全く話聞いてないね、バカ。」
『病気は気から。ですよ!』
「ほんとに聞く耳持たないね、いっぺん黙ろか。」
『…麻樹さん怖いっ!』

相変わらずボケにボケてくる中田廉。
でもそれについ乗ってしまう、関西人の麻樹。


6の場合
「……くしゅんっ。」
『馬鹿は風邪ひかんっちゅうけどな、おかしいな…。』
「相変わらず酷い言い方ですね、普通の女の子だったら号泣ですよ。」
『お前にしかそがぁなこと言わへんわ。笑』
「その笑顔ですら恐ろしい。」
『何言うとる、愛情や愛情。』
「……怪しい。」
『ええわ。まぁ、風邪引いちょるんやったら、早よ治せよ。そうじゃなか、わしの暇つぶしが無くなるけぇ。』
頭をぽんぽんして、キザに去っていく。
「……素直じゃないなぁ。」

本当は大丈夫?って心配してあげたいけと、それが出来ないツンツン王子の梵英心。



33の場合
「……くしゅんっ。」
『なに、風邪なの?』
「キクって風邪引かなさそうだねーいっつも元気だし。」
『おう、お陰様で毎日元気満タン!!』
「良いなぁ羨ましい。……さっむ。」
『寒いのか、じゃあ俺があっためてあげる!』
ぎゅーーっ←急にハグ
「ちょ、キクストップ!それは何か違う気がするよ!?」
『うるせー人が親切心であっためてやってんのに、なんだその口の聞き方はー。』

口実を作りくっつきたがる、考え方小学生の菊池涼介。



30の場合
「……寒いなぁ。」
手に息を吐く。
『麻樹さん寒がりだもんね?俺そんなに寒くないけどなぁ。』
「女の子はみんな寒がりなんだよー?」
『ふーん、そうなんだ。…これ使います?』
自分の手袋を取って差し出す。
『あったかいですよ(^ ^)』
「わ、良いの??(*゚▽゚*)」
『あったかいでしょー?』
「……あったかーい。」

27「何だあのふわふわした2人。」
61「周りに蝶々が飛んでる……。」

ほんわか全開の一岡竜司。



60の場合
「……風邪ひいた。」
『覇気で治せ。』
「覇気流行らせようと、やたらめったら覇気使うのやめようか、覇気の乱用だよそれ。」
『うわ、丸と一緒にしないでよ。』
「さして変わらないって。」

覇気乱用男、覇気男こと安倍ちゃん。








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すいません、ここで力尽きました…。



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