本棚〜長編〜

□infinite
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「俺はお前の事を認めねぇよい。」


『でしょうね。』


愛しのマルコにそう言われても全く気にしない。


私がマルコの立場ならば同じことを言うと思うからだ。



「とりあえず、アヤメを風呂へ連れてけ。また、どでかいクシャミされちゃあ、息子達の体がもたねぇ。」



「…わかった。着いてこい、変態。」


いつの間にやら、マルコからの呼び名が変態に定着していたがほとんど事実なのでスルーする。


私は、白ひげに一礼するとマルコの後を追い部屋を出ようとした。


「後で、てめぇの息子を連れてもう一度ここへ来い。」


『はい!』


私は嬉しくなり大きな声で返事をした。




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