本棚〜長編〜
□infinite
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胸をを押さえながら、部屋へとなだれ込む。
『いいなぁ〜、2人共!母さんもマルコにあんな風にされたい〜!!』
先程のシーンを思い出しながら一人で萌えているが、息子達はこんな私に慣れているからスルーだ。
マルコは入ってくる様子は無かった。
心臓が落ち着いてから、着替え、ソラに小声で話しかけた。
『サッチとエースのあの話はした?』
「大丈夫。まだ話してないよ。カイにも口止めしてある。」
カイに目をやると、ご機嫌に窓から海を眺めていた。
兄の言うことが絶対であるカイはきっとしばらくは喋らないだろう。
『そのうち、母さんから話すわ…。それより、白ひげが2人に会いたいって言ってるわよ!会いにいく?』
「「行くー!!」」
2人の返事に頷きながら、部屋のドアを開いた。
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