本棚〜長編〜
□infinite
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『マルコさん!色々とありがとうございました!』
マルコは、軽く手を挙げてくれた。
本当はマルコと2人っきりになりたいが、じっとしていても埒があかない。
『くぅ〜。やっぱりかっこいいなぁ〜。』
「なに?アヤメちゃんもマルコ狙いな訳?」
調理場へ行く道中にサッチに問われた。
『狙ってるっていうか、憧れですよねぇ。男気があって、クールで実力もあって!全然、抱かれてもいいですけどっ!!」
「抱かれてもとか言ってる時点で憧れでも何でもない気がするけど…。あんな堅物がなんでモテるんだか。」
『まぁ、まだ認めてもらって無いですからね。まずは、認めてもらわないと!』
「なる程。だから、俺に着いてきたんだな。」
『えへへ。正解〜!』
そうこうしている内に調理場へ到着した。
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