本棚〜長編〜

□infinite
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たどり着いた先は路地裏で1軒の古びた家の前に先程の男の一人が立っていた。


建物の影に身を潜める。


仲間に連絡するべき?


でも、事を大きくする事は良くない。


街の人達を無駄に怖がらせてしまう…。


マルコだし、そうやすやすと殺されるはず無い!


…っていうか、何で攫われたんだ?


いくらでも、マルコなら回避出来たはず…。



あぁ、そういう訳か…。



心を決め、先程の男の前に立った。


『あの。こちらに白ひげ海賊団のマルコ隊長が入って行くの見たんですけど…。』


私は、街の人のフリをして男に話しかけた。


「!!!知られたからには、生かしちゃつぅあぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」


そう、悪者っぽい事を言う男の言葉の途中で股間を思いクソ蹴ってやった!


股を押さえながら、悶絶する男を見下す。


マルコがここに居るのは間違いなかった。


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