わたしと‥‥
□新学年
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「ハーマイオニー‥‥」
「なに?アリシア」
「‥なんでそんなモップみたいな髪型で外にでようとしてるの!!!!!
貸して!!!!」
いつもの景色いつもの朝。
私よりも後に起きたハーマイオニーはいつもボサボサ頭で歯を磨いて着替える。
そしてそのまま出席‥‥なんてそんなことはさせない。
「ほらっ!櫛とおして!
ブラシ!」
杖でひょいひょいと慣れた手つきで整える
「うーん、アリシアに髪の毛をやってもらうと落ち着くわ」
「落ち着くわ、じゃない!
女の子なんだからもっと可愛くしようよ!」
「うーん」
ハーマイオニーは目を閉じながら私に身をまかせる。
今日は少しだけかを整えてあとは左側で で編み込みをしてあげてリボンを飾る
「ほらっいくよ!」
「ありがとう。」
満足げなハーマイオニーの手を握って女子寮を降りていく
「やぁおはよう諸君」
双子達がいつもと同じように挨拶をしてくる。
適当に返して、私は2人目の髪の問題児の方へ。
「‥‥‥‥。」
「‥‥な、なにっ、アリシア」
もう、本当‥‥
ハリーの頭は、まるで鳥の巣だった。