わたしと‥‥

□新学年
14ページ/17ページ








「ハーマイオニー‥‥」


「なに?アリシア」


「‥なんでそんなモップみたいな髪型で外にでようとしてるの!!!!!
貸して!!!!」



いつもの景色いつもの朝。


私よりも後に起きたハーマイオニーはいつもボサボサ頭で歯を磨いて着替える。



そしてそのまま出席‥‥なんてそんなことはさせない。


「ほらっ!櫛とおして!
ブラシ!」


杖でひょいひょいと慣れた手つきで整える



「うーん、アリシアに髪の毛をやってもらうと落ち着くわ」


「落ち着くわ、じゃない!
女の子なんだからもっと可愛くしようよ!」


「うーん」


ハーマイオニーは目を閉じながら私に身をまかせる。


今日は少しだけかを整えてあとは左側で で編み込みをしてあげてリボンを飾る


「ほらっいくよ!」


「ありがとう。」


満足げなハーマイオニーの手を握って女子寮を降りていく



「やぁおはよう諸君」


双子達がいつもと同じように挨拶をしてくる。


適当に返して、私は2人目の髪の問題児の方へ。



「‥‥‥‥。」




「‥‥な、なにっ、アリシア」



もう、本当‥‥



ハリーの頭は、まるで鳥の巣だった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ