わたしと‥‥
□ウィーズリー家
1ページ/14ページ
「アリシア!起きて!朝よ!」
モコモコの温かいお布団をバッと剥がされて、寒くてまるまっていたのにそれを邪魔するかのように頬をペチペチと叩かれる
少しづつ頭が覚醒してきて、周りを見てみると、
「アーリーシア!」
赤毛のサラサラストレート。
ジニーがわたしの顔を覗き込んでいた
「朝だよ。ジョージ達が今日はアリシアのベッドに潜り込んで驚かしてやろうなんていたずら考えてるから、
来る前に準備しちゃお!」
ジニーはそういうと背中を向けて、扉の方までスタスタと歩いて行き、
「はやくね!朝ごはんできてるよ!」
そういって階段を降りて行った。
「んん〜寒い‥」
ここはウィーズリー家。
わたしの親は小さい頃から世界中を飛び回ってる魔法の研究者でほとんど家にいない。
わたしの母がモリーおばさんと知り合いということもあり、
ホグワーツ入学して再開をし、家にずっと1人でいるわたしのことを不憫に思ったおばさんが
『1人でいるくらいならうちにおいで!』
って言ってくれてよくお邪魔させてもらっている。
そして、4生が終わり5年生に進級するまでの休みの期間、
ウィーズリー家にお邪魔させてもらっていた。
.