わたしと‥‥

□奪い合い
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「‥フレッド‥落ち着けってば。」


「抜け駆けよかよって思うだろ!?普通!あいつ絶対許さない!」


クィディッチの練習場でハッフルパフとグリフィンドールが集まっていた。


観覧席にはふわふわのプラチナブランドのアリシア。


セドリックに向かって手を振る姿がどうもフレッドとジョージは気に入らなかった様子。


‥特にフレッド



アリシアに至ってはフレッドとジョージ、ハリーにも気づいていたがハリーには手を振り終わっていた。


が、フレッド達にはあえて気づかぬふり。



「‥どうしよう、グリフィンドールとの練習試合なんて聞いてないよ‥」


少し肌寒くて手を擦り合わせて温まろうとしながらちょっと憂鬱な気分。


フレッド達には気づいてないふりしてるけど、箒に乗ってこっちに来られたら面倒だなあ‥


ちらっと目の端から2人を覗いた瞬間、フレッドの方と目があった


思わず顔を背け本に目を落とす。


明らかに不機嫌な顔をしていたフレッド‥。

そーいうことするから勘違いすんだよ‥ばか‥。


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