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□猫と犬と私F
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※メンバーさん同士の呼び方や会話、喋り方など性格も想像なので私が勝手に作った人物像ですので実際とは違いますのでご了承下さい。


明日は、とうとうメンバーさんが来られます。だから今、2人にメンバーの紹介を聞いています。
「分かった?」みっちゃんが、説明してくれてました。(取合えず、分かったかな。2人以外に3人居て名前も教えて貰ったし。ただ、名前と顔が一致するかな?会ったら直ぐ分かるって言うけど。)
「うん、分かった。明日は、失礼の無い様に気を付けるよ。初対面だし。メンバーさんの前では、大人しくするからよっちゃん明日は私に絡んで来ないでよ。」(釘刺しとかないと。この人、空気読まないからね。)
「何それ?いつも絡んでるみたいな言い方しないでよ。大体、大人しくする必要無いでしょ。どうせ、直ぐにボロが出るんだから。」
「良いの。最初が肝心でしょ。よっちゃんの時みたいに、嫌な印象受けて貰いたくないの。あの時のよっちゃん、嫌いだったし。よっちゃんの第一印象が最悪だったから。」
「だよね。最初会った時、ヨシキの事嫌いだったもんね。」
「でしょ?だから、第一印象って大事でしょ?流石、みっちゃん話し分かる。じゃ、もう一回おさらいね。」横で、今もブツブツ言ってるよっちゃんを無視してみっちゃんに答え合せをして貰う。
「えっーと、みっちゃん達と同じ歳で髪が長くてパーマなのがパタさんで一番身長が高くて細マッチョがヒースさんで一番若い人がスギゾウさんでイケメンなんだよね?合ってる?」
「正解。ちなみに、ヒースもイケメンだよ。」
「そうなんだ。イケメンなんだ。大丈夫かな?嫌われたらどうしよう?みっちゃん達に迷惑掛かるし。」
「大丈夫だよ。ただ、少し無口だから勘違いしないでね。ヨシキも最初は無口だったから、何と無く分かるでしょ?」
「よっちゃんは、無口って言うより最初は私を敵みたいな感じで見てたよ。他のメンバーさんにそれやられるとちょっと心が折れるかも。」冗談で言うとすかさずよっちゃんが、
「礼子の心臓には毛が生えてるから、全然大丈夫でしょ。」だって。(無視、無視。言い返すと、余計に言ってくるから。)よっちゃんの言葉をスルーして、みっちゃんと会話を続ける。
「メンバー同士仲が良いなら、みんな良い人達なんだろうね。みっちゃん、頑張るね。これからは、よっちゃんの付き人だからずっと関わっていく人達だしね。粗相の無い様に気を付けるよ。」
「だから、そのままで良いって言ってるのに。」ボソっとよっちゃんが何か言ったけど私には聞こえてなくて、みっちゃんには聞こえたらしく笑ってる。(??よっちゃん、何か言った?)
「礼子ちゃん、くれぐれも無理しないでね。先は長いんだし。今は、まだ比較的落ち着いてるから良いけど、忙しくなったらヨシキの事だけ見ててくれれば良いからね。」
「うん、分かってる。よっちゃんの付き人なんだから、私はよっちゃんの事を優先に考えるし、よっちゃんが今の私には一番だし大事だからね。」言うと、何でか良く分からないけどよっちゃんが顔を赤くしてる。(私、変な事言ってないよね?)
「礼子ちゃん、それ告白に聞こえるよ・・・。」
「何で、本当の事言っただけだよ。変だよ2人共。」
「礼子ちゃん、案外天然だよね。」って(みっちゃん、全く意味分かんないよ。よっちゃんは、私の上司なんだし。当たり前だよね?明日の予定も聞かないと。)
「よっちゃん、明日の何時頃にここに到着?」
「お昼前かな?空港には西田が迎えに行ってそのままこっちに来る予定になってる。」
「それなら、お昼用意しとくね。」
「礼子、明日はここで夜は飲むから。それでそのまま泊まる筈だから。用意しておいて。」
「はい。ヨシキさん。」
「何、その言い方?」
「練習。明日、メンバーさんの前でよっちゃんって言う訳にもいかないでしょ?一応、私の上司なんだし。」
「別に良いんじゃないの?気にする事じゃないけど。」
「私が良くないの。皆に引かれたら嫌だし。よっちゃんは黙ってて。」私がピシャリと言うもんだから、
「勝手にして。その変わり、トシも同じ様に呼んでよ。」そう言って、よっちゃんは渋々了解した。
それから私は、明日泊まるって事が分かったから急いでゲストルームの掃除を始めた。
(明日楽しみ半分、緊張半分かな。始めが肝心。気を付けよう。そう言えば、ミラに会って話さないと。メールと電話でしか話しが出来てないしね。ちゃんと、報告しないとね。心配してるだろうな。)
ミラの事を思いながら残りの部屋をいそいそと片付けた。
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