名探偵コナン

□FBI
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プロローグ



カーテンを開けて太陽の光を部屋に入れる。




薔薇の花に水をやって、奈南を起こしに行く。




あいつの笑顔は癒やされる。




薔薇を育ててんのはアイツの趣味で、薔薇が好きらしい。




年下なのにしっかりしていて頼りになるイチメンもある。




「奈南、朝だ。」




寝顔にドキッとするのは内緒にしておこう。




その方がお互いのためだと思っている。




『んん…おはよ。秀一』




眠そうだな。



無理もない。昨日は夜遅くまでこちらの資料をまとめてくれていたのだから。



俺はとっくに寝てしまったかと思っていたが、朝起きると台所の俺の机の上に資料が乗っていた。



午前12時に喉が渇いて台所に向かった時、机の上に何もないことを確認しているから間違えないだろう。




となると…3時まで起きていたのか?




あいつも喉が渇いて、台所に向かったと思ったが…




一緒に住んでもう10年も経つ。




それなのに毎日が新鮮で、飽きないんだ。



こうなってしまったのは黒の組織とやらに目をつけられてしまい、FBIが保護することになったからだ。



今では一人の女として見ている。




俺をちゃんと見てくれる



何時までも佐伯奈南という女のそばに要られたら何よりも幸せだ。
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