AKBg
□不器用
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一目惚れやった
あんな綺麗な人がこの世におるんかって思って目を離せへんかった
でも、、あんなに綺麗やったら性格は悪いんやろうって思ってたのに性格も完璧でうちみたいな変なやつにも優しくしてくれるどころか百花ーって来てくれる。
それに留まらず好きやって言うてくれた、こんなうちに顔赤らめながら告白してくれた
なんなん、腹立つ。そんな可愛いとこ見せられたら好きにならんわけないやん。
でも、なんや腹立つから好きやって言うたらんねん、うちからはなんもせーへん。何に対するか分からへんけど対抗心や...
「百花ー。」
「あ、りなさんおはようございます。」
「あはは。なんか、百花が敬語使うなんてむずがゆいよ」
なんなん、その可愛い笑顔。そんな可愛い笑顔で人の頭を撫でるなよ。
「先輩なんですから、敬語使うの当たり前やないですか。頭撫でんといてください」
「えー。2人っきりの時は使わないじゃん」
「黙ってください」
「むー、」
可愛すぎんねん。無視しても上目遣いで見つめてくるとかずるいわ。絶対好きとかいうたらん。
「百花ー。好きだよ?」
「うるさいねん。黙ってください」
「冷たいー。にひひ」
なんやねん。その笑い方。アホみたいに可愛いやんか。
「りなさん。なんで百花と付き合ってるんですかー?」
みるきー、なんてこと聞いとんねん。やめてーや。
「一目惚れなのー。」
「え!?そーなんですか!?初めて聞きました!」
そんなん、、うちも、初めて聞いたわ。、誰よりもうちが驚いとるわ...
『りなさーん。お願いします』
「あ、はーい!百花、待っててね?一緒にホテルいこね?」
「分かったから、はよいって来てください。」
「うん!!」
「百花、りなさんに、冷たすぎひん?」
「ええねん,りなさん、ドMやから」
「そーなん!?百花、りなさんのこと大好きやねんろ?」
「...さーね。」
「大好きやねんな。ほんと、素直やないな」
「みるきーはさや姉んとこいってきい」
「もう。わかりましたー。たまには、素直になってみたら?ほななー」
「...」
絶対に言うたらへん。
「もーもか!お待たせー!」
「待ってへん。」
「うふふ。いこー。」
なに、手だしてきてんねん。繋ぐわけないやん。今まで繋いだことも無いし諦め悪い人やな
「ちぇっ。」
「何が、ちぇっやねん。あほか」
「もー。くちわるいなー」
「なんやねん。」
「大好き」
「あそ...」
『りなさん、百花さん。お疲れ様です。送ります』
「あ、ありがとうございます!お願いします!」
「します。」
『着きました!ゆっくり寝てください』
「はーい。ありがとうございましたー」