劇団員たちと見る夢

□あんたわかってない
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「ちょっと監督!!

やらかすにもほどがあるよ?!
しかもよりによってサイコストーカーに対して……

そんなことしたらそいつ、喜ぶに決まってんじゃん」


「ぇ?ぇ?

幸くん、怒ってる?💦」



監督と真澄の間に割って入る……




「………幸、ジャマ」

「だまれ、サイコストーカー😒
さっさと離れろ」





オレと真澄が睨みあってる横で、監督はあたふたしている



「とーにーかーく!

監督!ちょっとこっち来て!!」

「え?え?💦 幸くん?😓」








オレは監督の手を引いて、そのままバルコニーまで出た







「幸くん?どうしたの… そんな怒って…」


「…………………どうしたのって

何でわかんないかなぁ💢」


「ご、ごめんね??😓」





困った様子の監督を見て、オレは大きなため息をついてしまった





「……………あのさ、監督

監督は変なスキンシップが多過ぎ
みんなが勘違いするからやめなよ…」

「か、勘違い……??」


「わかんない?!だから、その……


特別な感情があるんじゃないかって…
男は思う生き物なの!!/////」


言ってるこっちが恥ずかしくなる………

監督を見ると『うーん……』と何やら考えていて








「大丈夫だよ、幸くんっ

そういうのは、たぶん…… 可愛い女の子がしたら男の人はそう……思うかもしれないけど






わたしだからw」


「……………………」




自虐的に笑う監督を見て、オレはつい…
またイライラしてしまった








「だーかーらー!!💢💢💢










アンタは劇団(うち)の男どもが勘違いするくらい可愛いっつってんの!

気づけよっ💢」


「……………………ぇ?////」




驚きつつ、顔を赤らめる監督を見て…

オレも自分の発言の意味合いに気付き
顔が一気に熱くなった





「と、とにかく……っ////

アンタはよく考えてから行動するように!
わかった?!」


「は、はい……っ!////」




………そんなやり取りを監督とした時

バルコニーの出入口から視線を感じた




「…………じーー😒」


「なっ、何?💢 万里、それに太一

………と、サイコストーカー」




3人がバルコニーにいるオレと監督を少し離れた所から見ていた……








「幸…… お前意外と大胆なんだな」

「幸ちゃん、ツンデレなんすね…////」

「監督の手掴んで連れ出すとか… 何様?」






言いたい放題の3人………




「うっさい…!早く散れっ////」



そんなやり取りを見ていた監督が、クスクスと笑っている



「戻ろっか、幸くんっ♪」

「………ぅ、うん////」




監督と並んで談話室へと歩いていく





ちょっと天然で、どこか抜けてる監督……



………守ってあげなきゃ

「ん?幸くん… 何か言った??」




小首を傾げてこちらを振り返った監督は…

やっぱり可愛い……/////





「………////


アンタは世話が焼けるって言ったの!!」









(………今度綴に
男として生きる女騎士が出てくるストーリー、書いてもらおうかな………////)



























〜fin〜









ーーーーーーーー


↓おまけ










「あーー!サンカクみぃつけたぁ!😆」


三角が、監督を指差した


「え?どこどこ?」


監督が辺りを見回す………




「そこだよぉ〜〜」




三角が指差していたのは監督の胸元………





「ボタン掛けまちがってるから、シャツの隙間がサンカク〜\(^^)/✨」

「わ!ホントだ〜 三角くんよく気づいたねw」



………三角の言うとおり、監督の胸元にはサンカクの隙間ができていた





「………監督〜〜っ💢」


「な、何?幸くん……😨」


「『よく気づいたねw』じゃないでしょ!💢

隙間から谷間見えてるっての……っ////

早く直しなよ!」



そう言ってオレは監督のシャツのボタンに手をかけ、それを直す



「………ふふっw ありがと、幸くん♪」

「……………////

い、いい歳して、気を付けなよっ///」





振り返ると……… 他の奴らの視線がすごい






「………幸って積極的だよなぁ」


「監督ちゃんのボタン直してあげるとか
優しい\(^^)/」

「シャツの隙間から、か、監督先生の……
た、谷間………////」

「………監督の胸さわった……コロス……





ホント、どいつもこいつも…………







「早く散れーーー!!💢」















〜おしまい〜


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