劇団員たちと見る夢
□あんたわかってない
2ページ/2ページ
「ちょっと監督!!
やらかすにもほどがあるよ?!
しかもよりによってサイコストーカーに対して……
そんなことしたらそいつ、喜ぶに決まってんじゃん」
「ぇ?ぇ?
幸くん、怒ってる?💦」
監督と真澄の間に割って入る……
「………幸、ジャマ」
「だまれ、サイコストーカー😒
さっさと離れろ」
オレと真澄が睨みあってる横で、監督はあたふたしている
「とーにーかーく!
監督!ちょっとこっち来て!!」
「え?え?💦 幸くん?😓」
オレは監督の手を引いて、そのままバルコニーまで出た
「幸くん?どうしたの… そんな怒って…」
「…………………どうしたのって
何でわかんないかなぁ💢」
「ご、ごめんね??😓」
困った様子の監督を見て、オレは大きなため息をついてしまった
「……………あのさ、監督
監督は変なスキンシップが多過ぎ
みんなが勘違いするからやめなよ…」
「か、勘違い……??」
「わかんない?!だから、その……
特別な感情があるんじゃないかって…
男は思う生き物なの!!/////」
言ってるこっちが恥ずかしくなる………
監督を見ると『うーん……』と何やら考えていて
「大丈夫だよ、幸くんっ
そういうのは、たぶん…… 可愛い女の子がしたら男の人はそう……思うかもしれないけど
わたしだからw」
「……………………」
自虐的に笑う監督を見て、オレはつい…
またイライラしてしまった
「だーかーらー!!💢💢💢
アンタは劇団の男どもが勘違いするくらい可愛いっつってんの!
気づけよっ💢」
「……………………ぇ?////」
驚きつつ、顔を赤らめる監督を見て…
オレも自分の発言の意味合いに気付き
顔が一気に熱くなった
「と、とにかく……っ////
アンタはよく考えてから行動するように!
わかった?!」
「は、はい……っ!////」
………そんなやり取りを監督とした時
バルコニーの出入口から視線を感じた
「…………じーー😒」
「なっ、何?💢 万里、それに太一
………と、サイコストーカー」
3人がバルコニーにいるオレと監督を少し離れた所から見ていた……
「幸…… お前意外と大胆なんだな」
「幸ちゃん、ツンデレなんすね…////」
「監督の手掴んで連れ出すとか… 何様?」
言いたい放題の3人………
「うっさい…!早く散れっ////」
そんなやり取りを見ていた監督が、クスクスと笑っている
「戻ろっか、幸くんっ♪」
「………ぅ、うん////」
監督と並んで談話室へと歩いていく
ちょっと天然で、どこか抜けてる監督……
「………守ってあげなきゃ」
「ん?幸くん… 何か言った??」
小首を傾げてこちらを振り返った監督は…
やっぱり可愛い……/////
「………////
アンタは世話が焼けるって言ったの!!」
(………今度綴に
男として生きる女騎士が出てくるストーリー、書いてもらおうかな………////)
〜fin〜
ーーーーーーーー
↓おまけ
「あーー!サンカクみぃつけたぁ!😆」
三角が、監督を指差した
「え?どこどこ?」
監督が辺りを見回す………
「そこだよぉ〜〜」
三角が指差していたのは監督の胸元………
「ボタン掛けまちがってるから、シャツの隙間がサンカク〜\(^^)/✨」
「わ!ホントだ〜 三角くんよく気づいたねw」
………三角の言うとおり、監督の胸元にはサンカクの隙間ができていた
「………監督〜〜っ💢」
「な、何?幸くん……😨」
「『よく気づいたねw』じゃないでしょ!💢
隙間から谷間見えてるっての……っ////
早く直しなよ!」
そう言ってオレは監督のシャツのボタンに手をかけ、それを直す
「………ふふっw ありがと、幸くん♪」
「……………////
い、いい歳して、気を付けなよっ///」
振り返ると……… 他の奴らの視線がすごい
「………幸って積極的だよなぁ」
「監督ちゃんのボタン直してあげるとか
優しい\(^^)/」
「シャツの隙間から、か、監督先生の……
た、谷間………////」
「………監督の胸さわった……コロス……」
ホント、どいつもこいつも…………
「早く散れーーー!!💢」
〜おしまい〜