鋼小説

□幸福論理
1ページ/1ページ

人は 何を糧にして生きているのだろう?


夢だろうか…?


希望だろうか…?


愛なのだろうか…?


そもそも人とは何なんだろう…小高い丘に足を運ばせて見たら町は夕日に塗れて
る…

その景色に 自分を重ねてみたらとても憎く見える…人は汚いと…偽善者は言うけ
ど…
本当にそうなのだろうか?

この夕日に塗れる町を見て美しいと想う俺はやっぱり…心が汚いのか……?

自分の心ほどよく判る物はないのに………全然…判んない。
何で……?俺の……心だよ?



俺の自由じゃん……


違うのか…?


何を 望めばいい?


何を 希望にすればいい?


何を 糧にすれば俺は俺の物になるんだ?




何を愛せば……


ねぇ…教えてよ……


人が人である証を……


その扉を開けるのなら 俺も一緒に連れてって……



大丈夫………



恐くはない………貴方に置いていかれる方がよっぽど恐怖に感じるから……

貴方の足手まといには 絶対にならない から…………

大丈夫……


希望なんてないから……捨てたよそんなの…だって貴方に全てを託したから…
俺はなにも持たない……



望みも…希望も…夢も……



全てをどこかで落として来ちゃった。

愛………は、貴方に持ってて貰いたいから…
だから……落としても、拾って…


落とさないように……つかまるから…俺を…支えて……?




そして……俺の名前を呼んで………

じゃないと…俺は貴方の腕から離れてしまうよ……


人は………


弱いから……


強いと思い込まないと 生きては行けない


弱い…………




生き物だから……………


だから


呼んでよ…………



俺が……


此処に帰って来れるように………


名前を………








END

先駆けの後書き

シリアスだ。

シリアスだ。


なんなんだ?


訳不明!



いじょ
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ