キリリク
□200Hit<リンカ様>
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光を受けて輝く 華は美し
い・・・。
まるで、その華 自体が太陽みたいで。
だから、貴方にも見せたかったんだ!
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太陽と華
ある日の東方司令部で大佐は、いつものように書類に囲まれてうなっていた。
そこへ。
「大佐〜?」エドがやってきた。大佐はハッと、顔を上げ ”待ってたよ”と言おうとしたら エドの背後にいる人影に気付く・・・。それと同時に大きな溜息を一つつくと呟くように「・・・・ハボック少尉・・・」
それに気が付いたのかハボックと呼ばれた人影はめんどくさそうに、
「そんなに嫌そうな顔をしないでくださいよ。大佐・・・俺も来たくて来たんじゃないんですから!!
」
「じゃあ、何でお前が来るんだ。」
「しょうがないじゃないですか!!中尉に言われたんですから・・・」
中尉の名前が出るのと同時に大佐は口を閉じた。
これじゃどっちが偉いのかわからない。
そして数分の沈黙。
「ハボックいなくなれ!!」
沈黙を破って出た大佐の言葉はそれだけだったが、その場にいたハボック所かエドまで少し引いていた・・・。
今にも指を鳴らす気満々な座った目がさらに恐怖を引き出した。
さすがにハボックも怖かったらしく、その場からいなくなろうとしていた。
「じゃあな、大将!」
「あ・・・あぁ。例のヤツよろしくな?」
「わかった。」ハボックはそう言って机で睨む大佐を横目で見るとさっさといなくなった。
ハボックが出て行ってしばらくの沈黙が流れて・・・
エドがふと何かを思い出したように口を開いた。
「なぁ、大佐・・・」
そういいながら顔を上げたら、大佐は何か楽しそうな顔・・・とゆうか、何か企んでいそうな顔をしていた。
「なんだねv」
「何の花が好き?」
「・・・・・・」
無言の答えにエドは少し不安になった。”もしかしたら俺、へんなこといった?”そんな考えはあさはかだった。
突然、エドの目の前が真っ暗になった。
「え?」
「一つ答えてほしいのだが
・・・」
なんとなく予想は出来たが
聞いてみた。