リレー

□シンデレラ
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<裏話>
「え……」
それは、夏…突然 国家錬金術師エドワード・エルリックに降り懸かった災難だっ
た。

「ごめんな…大将!お前しかこの役はやれないんだ!!」

「え………だって!!女性なんか他に沢山いるだろ!!」

「それがね…相手役の人が………」

「……………」


…CINDERELLA…


昔、仲の良い家族が住んでいました。妻と夫はとても仲ガ良く、一人娘の少女(
?)をとても可愛がっていました。
しかし、流行り病で妻が死んでしまいました
夫は娘のためだと言って新しい奥さんと再婚をしました。その妻は二人の子供を
連れていました。最初はとても少女(?)に優しくしていましたが、夫が死んで
しまってから態度がひっくり返ったように少女(?)をいじめるようになりまし
た。

「エド!!早く洗濯物をやりなさい!!洗い物はすんだの??掃除は??」

「今、やっているところです。ハボック義母様…」

「た…じゃなかった。エド!此処にゴキブリがいるわよ!!」

「今、退治しにいきます(怒)」
そうやって、エドは毎日毎日こき使われてある日…掃除の葛を溜めていたバケツ
を頭からかぶり…埃だらけになってしまったことから塵を被った女という意味で
‘CINDERELLA’と呼ばれるようになりました。


そしてある日シンデレラの家に一通の招待状が届きました

招待状にはこう書かれていました

―明日の夜、城で開かれる舞踏会にあなた方をお招き致します―

と。

「王子からのお招きね!リザ!姫になるチャンスよ!」

リザとはこの妻が連れていた子供である。

リザは長女。その下にフェリーという次女がいる。
「ええ、そうですね。私にかかれば王子を射止めることなどわけないことでしょ
う」

「で、ではさっそく用意を致しましょうお姉さま(怖っ)」
そんなやりとりをシンデレラは掃除をしながら見ていました。

「どうせ、私は置いてけぼりね…一目でいいから王子様を見てみ………たいわ。
き、きっと、とてもカッコいい人な…ンデショウネ…」

そんなシンデレラの気持ちは義母や義姉達に届くことはなかった。

ただ哀しみを押し込めひたすら掃除や洗濯をするしかなかったのでした。

そして…時間がながれるのはとてもはやかった。


シンデレラは小鳥の囀りとともに目を醒ました……
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