夏目友人帳

□ストーカーからの監禁
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気を失ってる梅夜

的場は自分の屋敷に帰る


『んっ…ここ…牢屋!?』

目を覚ますと牢屋にいた

牢屋の外には的場さんの式が二体

手首はロープで縛られ吊るされている
頑丈に結ばれており外れない

すると

的場「おや 目が覚めましたか」

『最悪な目覚めです(怒)
家に返してください‼』


的場「それは無理な相談ですね」

『私が居なくなったって騒ぎになりますよ 誘拐騒ぎですよ』

的場「そうですね 今頃は騒ぎになってますね ニコッ」

『余裕そうで』

的場「ええ余裕ですね
何せここ周辺には森には的場一門の札で誰一人として立ち入ることが出来ませんので
誘拐騒ぎになったとしても誰一人として貴女を探せる者など居ません」

『ッ…』

的場「貴女が的場一門に入るなら
返してあげますよ」

『絶対に入りません!』

的場「そうですか
入ると言うまで此処からは出すつもりはありません」

と言い行ってしまった

『はぁ…帰りたい』

ご飯は三食でるし
お風呂も入れる
不自由なことは無い

『夏目君達心配してるよね…』

その頃夏目達は

夏目「どうしようニャンコ先生!」

ニャンコ先生「今すぐ探しに行くぞ夏目!あの小僧赦さんぞ(怒)」

名取「私も行くよ夏目君
きっと探すのには難しいからね
式たちにも今探させてるよ」

梅夜を必死に探す


そうとは知らない梅夜

的場「おはようございます
梅夜」

何故か呼びすて

『気安く名前呼ばないでください
貴女に名前を呼ばれると苛つきます』


的場「酷いですね」

『酷いですね?
酷いのは貴方でしょう!』

的場「それもそうですね」

『そう思うのなら早く家に返してください(怒)』

的場「ああ そうでした梅夜」

『私の話聞いてますか(怒)』

的場「私と婚約してください ニコッ」

『なッ…婚約!?何言って
私学生です‼』

的場「法律上女性は16歳から大丈夫ですよ ニコッ」

『ロリコン』

的場「ロリコンではありません
的場一門に入らないのであれば
私と婚約しなさい」


『ふざけないで!
入らないのならって!
婚約ってそれって入るのと同じなじゃない‼』

的場「あまり賢いと引っ掛からない
婚約届けは出しましたし問題ありませんがね」

『なッ‼
字が違うでしょう!』

的場「今の梅夜は外に出られませんし字が違うなんて気づきませんよ」

『でも私は行方不明扱いよ!』

的場「煩いですね
貴女は黙って私の言うことを聞いていれば良いんです
今日から的場梅夜です
逃げられても困りますのでこの牢屋からは出しませんがね
それに行方不明扱いについては
かたがつきましたから
安心してください」

『ッどういう意味よ!』

的場は梅夜の言葉を聞かず出ていってしまった


かたがつきましたから?
一体どういう意味なの?

その意味を知るのに時間はかからなかった


的場さんの秘書の七瀬さんが
私の両親に大金を出したが両親は
大金はいらないから娘を返してほしいと言ったが脅しを言ったら
両親は身をひいたらしい

何て脅したかは話してくれなかったが





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