KING RUMOR
□5 warning
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鳳「・・・・・・」
スマホの画面を見て驚いている。
宍戸「ふぅー、俺の体力、だいぶついてきたと思わねえか?長太郎」
鳳「・・・・あ、ああ!はい!そうですね、宍戸さん」
宍戸「どうしたんだよ」
鳳「いえ、なんでもないです。そろそろ帰りましょうか」
宍戸「・・・・・見せてみろ」
鳳「あ・・・・」
鳳のスマホの画面には、例のキスの記事。
宍戸「お前まで・・・長太郎」
鳳「すみません・・・こんなことにうつつを抜かしてる場合では
ないことわかってるんですけど・・・
3年前に彼女と出会った時から、離れても、ずっと思っていたんです。
まさかこんな大事な時期に会うことになるなんて皮肉なものですよね。
しかも、跡部さんの・・・」
宍戸「目を覚ませよ長太郎!!
お前が来年の氷帝を全国制覇させるんだ!!そのためには犠牲にしなくちゃならねえこともあるだろう!!
・・・・それに、あの女はやめておけ」
鳳「宍戸さんにはわからないかもしれませんが、俺は本気です。テニスにも、彼女にも。全国も彼女も、どちらも手に入れて見せます。お疲れさまでした。宍戸さん」
鳳はどこかに行ってしまった。
宍戸「・・・・・クソッ
お前がそんなに本気なら、ますます言えないじゃねえかよ、あの夜見たこと・・」
運命の糸で結ばれてる二人を引き裂こうとする勇敢なナイトにアドバイス。
でも、真正面から攻めたって勝ち目はない。
勇気だけじゃ、恋は手に入れられないよ。
キングにも言っておくわ。これは、警告よ。