KING RUMOR

□9 he is a joker
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鳳「・・・聖梨奈さん、長太郎です。連絡ください」


パーティから1日が経っていた。聖梨奈からの連絡は未だない。

鳳はテニスの練習中も上の空。サーブが売りなのに全然入らないね。これじゃ練習にならないよ。




跡部「鳳。いい加減にしろ。最近のお前はひどいぞ」


鳳「・・・・・跡部さんはなんで平気でいられるんですか?好きな人が他の男とキスしてたんですよ」


跡部「キス?何の話だ」


宍戸「・・・・・言っちゃうのかよ」


鳳「君島さんと聖梨奈さんがキスしてるところを、宍戸さんが見たんです」


跡部「・・・もう俺には関係のないことだ」

鳳「ふざけないでください。聖梨奈さんがあんな目にあったのを自分のせいだと思うのは勝手ですけど、
まさか傷ついた彼女を放って置いてるわけないですよね?

何も言わずに距離を置くことが跡部さんの答えなんですか?」


跡部「・・・・・そうかもな」


鳳「俺は本気です。そんな無責任な跡部さんには負けません」






忍足「なんや、修羅場やん」

向日「鳳があんなに熱くなるの珍しいな!跡部もらしくねえよ」

日吉「・・・・Love is blind ですよ、向日さん」

向日「あ?なんだそれ?」

忍足「日吉、熱でもあるんか?」
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