人狼2夜目【企画】

□西条雲雀の発言1日目
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「すみません、だれか…力のある方、亭主さんを未使用の客室に運ぶ助けをしてくれませんか? 死んでからこうして見世物になるのは亭主さんが不憫で…」


春告チカ氏(以下春)
「ご婦人、オレで構わなければ手伝わせて頂いていいですか?オレ自身もまだ動揺しているんですが、これ以上騒ぎを大きくするのも忍びないですし…」



「はい、お願いします。本当は一般の方の手を借りるのはまずいと知ってても私だけでは力不足で…助かります」


春「ええ、微力ながらお力添えさせて下さい。…それと、一般の方、と言うのは…?」


「私、普段は司法に携わっているんです。弁護士してるんですよ。だから写真ではありますがある程度見慣れてて…司法と関わりの無い方々、こんな血生臭いことに関わりのない方々のことを一般の方と称しました。無駄話ですね、すみません。

…えっと、じゃあ運びましょうか」


春「ああ、そうでしたか。たとえ実際の現場に携わっていなくても、こういった事態に直面した時冷静でいられる人がいるだけでオレはとても助かると思いますよ。そちらもう少し持ち上げて頂くこと出来ますか?ひとまず奥の部屋に運んでおきましょう」


「はい、そう言っていただけて助かります。こうですかね、とりあえず人の集まるようなロビーからは離れたところにですね。手助けありがとうございます、1人じゃどうしようもなくて…」


「いえいえ、何せオレも死体なんて見たのは初めてで、本当は最初動けなかったんです。あの時ご婦人が迅速に行動して下さって、とても助かりました。こちらこそありがとうございます」
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