鈍感娘に困り中

□1話
1ページ/2ページ

帝丹高校2年になって数ヶ月ぐらいが立って色々あった。
まぁ一番の事件は新一君が事件とかなんかでずっと学校を休んでることと世良真純ちゃんという転校生が来たこと。


蘭ちゃんは平気だとか言ってるけどきっと新一君に会えなくて寂しいに決まってる。



でも、私は新一君に似てる子を知ってる。
それは……江戸川コナン君。
顔が小さい頃の新一君に似てる。
写真を見せてもらったけど親戚なんてものではないと思う。
頭もきれるし……。


まぁ口を出して目立つと私のこと詮索されそうだから黙っておこう。


「ちょっと聞いてる!」


『えっ……あっごめん。』


ついつい考え事をしてしまった。
そういえば今は蘭ちゃんと園子ちゃんと帰ってる途中だった。


「名前はたまに思考がどっかいっちゃうよね。」


『ついつい……で、なんの話してたの?』


「名前はまだ行ったことないでしょ?蘭の家の下にある喫茶店。あそこにもの凄くイケメンな店員さんがいるのよ。」


『へぇー……そうなんだ。』


「興味無さそうね……。」


『そんなに……園子ちゃんがすごい興味があるのは分かったけど。』


「園子ったら今日も会いに行くって……それで名前も一緒にどうかなって」


『行くのは全然いいよ』


「よかった!あっ、その人蘭のお父さんの弟子入りしたのよ」


『えっ……おじさんの?』



それには驚いた。
おじさんは探偵をしているが少なくともそんなに探偵としての推理力は周りの人が見てもないのは分かる。


コナン君がいてくれるからこそ眠りの"小五郎"という名前で有名になれているのだから。


でも、そんな人に弟子入りしたとなると少し興味が出てきてしまった。


とりあえず二人に案内されて蘭ちゃんの家の下にあるポアロという喫茶店については二人は慣れたように中に入っていくため後を追ってはいることに……。
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ