story

□わたしの太陽
1ページ/5ページ





わたしの大好きな人

それはNMB48の山本彩ちゃん



わたしにとって癒しで
憧れの存在でもある



わたしと彩ちゃんの出会いは6年前
ニューシングルの記念握手会やった



前々から気になってたけど
中学生ってのもあってなかなか
会いに行けずにいた


でもどうしても会いたくて
パパにお願いして行かせてもらった





「こんにちは、はじめましてよな?」

「はじめまして!」

「可愛いな〜名前なんていうん?」

「ななです」

「ななちゃん?何歳?」

「うん!中学二年生」

「ほんまに可愛い!今日まだ会いに来てくれる?」

「あと一回来ます!」

「嬉しい!待ってるな!」





彩ちゃんはいつだって
くしゃくしゃの笑顔で笑ってて

当時中学生のわたしにとって
4歳も年上の彩ちゃんはものすごく大人に見えた



「あー!まっとたで!ななちゃん」

「彩ちゃんほんまに可愛いわたしの憧れ!」

「こんなん憧れなん?ありがとう!
きっとななちゃんはべっぴんさんになるな!」


「彩ちゃんみたいな可愛いお姉さんになる!」

「また会いに来てな??」

「うん!」




初めての握手会の記憶は鮮明に記憶にある



あれ以来、彩ちゃんは憧れのお姉さんなんだ



でも、気づいたら
彩ちゃんはどんどん人気になって

ここ数年でテレビや雑誌で見る機会も増えた

それと同時に握手会の券もなかなか
取りづらくなっていった

行けてもせいぜい1日に3.4回程度

運が悪い時は一枚すら当たらへん時もあった
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ