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□まるで自分を見てるようで
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その翌日
今日は初選抜シングルの披露の日


チームB2の公演があったのもあって
その日は何人かの五期メンも
劇場に各々の用事できていた




なな「おはよう」


「.......」



だけどみんなからは返事が返って来ない


何人かの先輩は返事を返してくれたけど
同期はみんなしてわたしを存在を無視してる





彩「なな、おはよう」


後ろからポンッと肩を叩かれて振り向くと
そこにはキャプテンの彩さんがいた





彩「緊張してんのかー??」


なな「緊張しますよ〜...」


彩「でも大丈夫やろ!
いっぱい練習してたの知ってんで!
自信持ってなならしくな!」




なな「はい^_^」



そんな会話をしてふと周りを見ると
同期の何人かがこっちを見てた




.....ほんまなんなん






寿々「なぁ、今日の公演終わったら時間ある?」



寿々と美音が近寄ってきてそう聞いた



なな「あ、うんあるで」





寿々「そ。ちょっと話あんねんけど...」


なな「うん、なに?」


美音「まあ、そのうちわかるよ!」










嫌な予感しかしいひんねんけど....








なに言われんのか怖いな〜なんて
考えながら新曲の披露も無事終えて
楽屋に戻ると彩さんが声をかけてきた





彩「なな〜!よく頑張ったな!
今まででイッチバンやったで!」





なな「ほんまですか〜?」



彩「うん!ほんまに!
あ、この後ご飯でも行かへん?」



なな「行きたいです!
あ....でも寿々たちにちょっと呼ばれてて...」


彩「そーなん?!そんなん待ってるよ!」


なな「いや、でも申し訳ないんでそれは!」



彩「ええって!気にしいひんで!」



なな「じゃあ....お言葉に甘えて!」







彩さんはこうやって
時々ご飯に連れて行ってくれる



人見知りの彩さんが
どうして可愛がってくれるのかは
いまいちよくわからへんけど


でも、最近先輩たちの中で
活動することも増えたから


こうやってコミュニケーション
取ろうとしてくれるんは
ほんまにありがたい












あぁ寿々のとこ行かな....
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