02/13の日記

08:53
‘18 共同通信杯 回顧
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クイーンCと前後しますが共同通信杯の回顧。

共同通信杯 東京 芝 左 1800m 良

☆コース
・ポケットからスタートでコーナー3つのコース。
・2角はスタートダッシュで通りすぎるので本格的な先行争いは向正面。3角まで距離があるのでそこまで激しくない。
・3、4角で息が入りにくいので、余力を残せるかが重要。
紛れの少ないコースらしいが…今回はけっこう荒れたかな。
競馬ラボの情報によると、岩田J、内田Jの成績はあまりよろしくないとのこと。

☆結果

1000m通過は1.00.2、勝ち時計は1.47.4と、ややスロー寄りですが平均的なミドルペース。
ラップ。2F-3Fは11.1-11.7と、先行はつらい流れ。と言ってもコスモイグナーツの単独逃げで、後続はそこまで忙しくなく、縦長の隊列に。その後MSが淀みなく続く。ここで多少緩んで前にも息が入り、後続が相対的に位置が上がる。
各馬が比較的余力を残して直線に入れたんじゃないかな。そうすると、前に位置取っていた馬が比較的有利な、末脚のキレ勝負と言えると思う。

オウケンムーン
反応は早いものの段階的に速くなる、トップスピードは速いキレ味タイプという印象を受けた。
33.5の上がりを使えている。最後の1Fは先頭になってるから、この馬の1Fが11.6ということ。400前にあんまりコスモと差が詰まってないこと、見た感じ400切ってから残り100くらいまで更に加速したことを考えると、もしかしたら11.4-10.5-11.6くらいかもしれない。持続性があんまり無い、本当に一瞬のキレってタイプか。使い所をミスると怖いね。
最後は少し脚が上がったけれども、5番手という位置取りが良かった。ここは北村宏Jの手腕か。
個人的には新馬戦からずっと頭を上げて走るフォームが気になっていたんだけど、アンカツによると、まだ本気じゃないのかも、とのことで。首を使えるようになればもっとスピード出そうだし、これからの成長が楽しみ。ただ、厳しい流れで走ったことがないのでそこは心配。
レース後コメントによると、中山<東京で、調教より実戦で走るタイプ。折り合いやすく、距離延長も問題ない。次走は皐月賞の予定。

サトノソルタス
不良の新馬戦勝ちで、能力未知数だった本馬。
このレースを見た感じだと、オウケンよりトップスピードに乗るのが遅いように見える。けれどもトップスピード自体は速い。オウケンと比較して考えると、L3Fはそこまで差が広がってない。400切ってガッと差が開く。オウケンがL1Fで減速して差が詰まった。このことを考えると、ソルタスは11.4-11.0-10.9くらいの感じかもしれない。一気にトップスピードというよりぐんぐん加速するタイプかな。ギアチェンジが遅いからスローでも安心はできなさそう。
まだ2戦めだし、反応面などこれから改善していくでしょう。

エイムアンドエンド
過去3走はあまり良い内容ではなかったけど、東京コースに慣れていること、また距離短縮であることから、複勝圏内は有り得ると睨んでいた馬。買ったのに当たらなかったけど。
コスモイグナーツのあとに単独2番手で逃げる良い流れ。無理に付き合う訳でもなく、それなりに気持ち良く走れたのが功を奏したのでは。
過去走では決め手に欠け、速い上がりが求められると厳しかった。今回は展開がハマった例と言えそう。過去走を見るに、ジリ脚で、スタミナや持続力もそこまでなく、実力は高くないという印象。今回はミナリクJが「硬い馬場が合っている。直線の手応えが良かった」とおっしゃってたので、成長分を見直す必要があるかも。今回だけじゃ見極められないので、見送り。
直線で後ろが迫ってきた時に、グッとひと伸びしたように見えた。勝負根性はそこそこあるタイプだと思う。ただ、追い抜かされた時に、走るのを辞めかけたような…?脚が上がっただけかも知れんが。

ゴーフォザサミット
スタート後、寄られて行き脚がつかずかなり後方から。3、4角で前がペースを落とした時に、この馬は緩めずに相対的に位置が上がった。でもずっとインを走っていたために馬群に突っ込む形になってしまい、それが直線に向いて前が空かず、思うように加速できない事態になったように見える。インから一度加速したが、前が空かず結局は中めに持ち出してきてから再度伸びてる。このロスがなければ3着だったと思う。まあ、かと言ってコーナーで外に持ち出していたらどうかと言うと分からんが…。道中そんなに速い流れでもなかったし、対処はできたはず。田辺頑張れ。
さておき、不利な後方から1位上がり33.2で着差の小さい4着。見た感じは、ギアチェンジが速く、トップスピードも結構ある。近くを走ったソルタスと比較すると、ギアチェンジはゴーフォの方が速い。先にスピードに乗ってる。でも一瞬のトップスピード・キレはソルタスのほうが上。その代わり持続力はゴーフォに分がある。どちらかというと持続力型かも。
今回は位置取りの差もあったし、実力はそこまで差がない印象。しかもこれで体が追いついてないと言うんだから楽しみ。ギアチェンジが速いからスローの末脚勝負や、タフさが求められるコースなら今後も良い勝負してくれそう。
ただし、厳しい流れは経験がなく、対応できるかは疑問。

カフジバンガード
この馬は向正面で中団後方追走。3角で外からグレイルがかぶさり、囲まれる形。そのため直線で仕掛けて3位上がり33.4。位置取りが響く結果。
ギアチェンジはけっこう速く、トップスピードはゴーフォに劣るが、持続力は五分五分。スピードの差が出た結果かな。東スポ2歳Sよりは成長してる感じがした。
ハービンジャー産駒なので京都とか走ってほしい。初勝利の時のような、上がりが掛かる馬場や、タフさがら求められそうなコースで強そう。シンザンは基本前残りの展開でしょうがなかった。
速い流れは経験したことはあるけど、対応できるかというとちょっと微妙。

6着以降は追記に。
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