暁のヨナ

□新王即位
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〜スウォンside〜


即位式当日



私はこの身を清めていた




脳裏に過るのは昨日のカン・テジュンから告げられたヨナ姫達の死




スウォン「......」



ケイシュク「スウォン様、風の部族長老ムンドク様が到着されました。風の部族次期将軍もご一緒です。」



スウォン「....次期将軍......」



_____嘗て将軍だったムンドク殿の後継はソン・イアル





そして





ソン・イアルの後継がソン・ハクだった





二人共若干15歳で将軍の座に就き、部族を率いた名将だった




実力も人脈もあった二人が



昨日




死んだ______________









そう思いながらも




スウォン「それは楽しみですねぇ。

     どんな方ですか?」





私は何時もの様に笑いながら問うのだ





ケイシュク「ハク将軍よりも年若い方ですよ。

      風の部族は若者が元気ですね。」



スウォン「ケイシュクさんって年の割におじいちゃんみたいですね。」



ケイシュク「あなたには言われたくないですよ......」





何てやり取りをしながらも私の視線はケイシュクさんには向いておらず




夜が明ける空を見上げていた




スウォン「あ、夜明けですよ。」



ケイシュク「ほう....実に戴冠式にふさわしい__________
















      ________暁の空です。」



思い出すのは__________


















































































_________一人の少女と__________













































____________一人の女性
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