暁のヨナ
□咆哮
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〜ヨナside〜
イアル「ハク、いい加減にしろ。準備運動はもういいか?」
私とハクのやり取りを傍で見ていたイアルがため息をつきながらハクにそう問いかける
その表情は真剣でふざけているわけでもないことが分かった
ハク「勿論ですよ。さてと....
働きましょーか。」
ハクは不敵に笑いながら答える
ハク・イアル「俺/ハクから離れないでくださいね、お姫様。」
二人の声が重なった瞬間
崖の上から大勢の兵士が襲い掛かる
しかし_______________
______二人は一瞬にしてその兵士たちを各々の武器で切り捨てた
......スウォンが嘗て言っていた
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スウォン「ハクの技は稲妻みたいに力強く、イアルの技は鎌鼬の様に鋭いんです。
本気で戦えば私はきっとこてんこてんですよ〜。」
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___________こんな時に
まだ素直に貴方の顔を思い出す
イアル「あぁ、やっぱり御宅でしたか。
火の部族。」
テジュン「雷獣と剣獣は健在のようだな。
ソン・ハク将軍にソン・イアル殿。
そしてヨナ姫...火の部族カン・テジュン、この時を待ちわびていましたよ。」
そうカン・テジュンが言っていたが私はハクとイアルによって山の景色の方に体を向けさせられ....
ハク「見てください、姫様。自然がいっぱいだ。」
イアル「いやー、自然が多いって素敵ですよねー。」
テジュン「え、ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!??」
思いっ切り彼の言葉を無視していた