★アホ部屋★

□第7話
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まぁ、その気持も分からなくはない。

忍足の現在着用しているコスチュームは…


清純な薄ピンクのセーラーカラーには細くて白いラインが一本。

逆三角の胸当てには濃いピンクで描かれている小さな薔薇の刺繍。

美脚に見える黄金比的な長さのプリーツは薔薇の刺繍と同じ色。

勿論、少女漫画の必殺アイテムとして白のハイソックスを着用。

髪は…ヅラ?(ウ、ウィッグやって〜!)なのか、かなり長い。


「ちなみに# 01は前回のミニスカ〇リスや☆」

こんなノリノリなバカを見せられたら…景吾じゃなくても捨てたくなるわ(←本音)って話は置いておいて。

「で、どーすんだ」

そうだ、格好を変えたからといって奴等が見るかる訳もなく…

「なら聞いたらえーやん☆★」

聞くって…その格好でか?!

「行ってきまぁす☆」

き、きまぁす☆じゃねぇだろ!きまぁす☆じゃ!!

心の叫びも空しく、忍足は一人の男子を見付けて走り寄って行った。

「あのぉ〜グラサンと〜不良と〜チビを連れたぁ〜男を知りませんかぁ?」

っだぁぁあああ!もっと真面目に、簡潔に、スッキリと話せんのかぁあああ!!

きっと彼がバラエティーを良く見ていたならば、その話し方を佐〇玉緒や山口〇えと形容しただろうが生憎とTVはニュース以外ほとんど見ないのでそうはならなかった。

「えっと…アッチです////」

…ちょっと待て、頭は正気か?ソコの男子学生。

何故にそこで頬を染める?

「ありがとう☆んぢゃ行こうか、けごたんvV」

振り返ったその顔は…

「〜〜〜〜〜〜?!」

数分前まで確かに忍足だと認識していたはずのその顔は何故かまともな【女の子】に見える。

「おま…一体…」
「…………あぁ!」

パチンと指をならすと女は忍足になった。

「# 02特別おぷしょん☆制服マジックや!」

掻い摘まんだ説明によると制服に仕込まれている幻覚フェロモンがそうさせるんだとか…


恐ろしい技だ…


忍足のコスプレで終わってしまった第7話

微妙に無視されたアキとジロちゃん、そして完璧に無視されたブッキーズに次回出番はあるのか?!


どうする。
どうなる。

待て、次回☆
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