お祝い症候群
□過去拍手集
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ある時、目覚めたら
「ゆっゆ、ゆきー!」
「なんですか陸サ・・・
アンタ何ですか?」
「誰やなくて何って言われた!ヒドイでゆき!」
「いや、そんなこと言われても…」
「さっき昼寝して起きたらこうなってたんよ!」
「えー…ほんとだったら気持ち悪い…」
「え、今気持ち悪い言うた?」
「どうせ、また変なものでも食べたんでしょう?」
「またって何?」
「だって…背が縮んで(幼児化?)猫耳と尻尾生えるって…やっぱり生物的には気持ち悪いな」
「ゆき、小声でも聞こえとるから」
「それ、いつ治るんですか?」
「おれが知るわけないやんか」
「…朋さんが見たら大喜びして着飾ってくれますよ、きっと」
「なっ、ゆきはおれを兄貴に売るんかー!」
「マニアに売るよりマシだと思いますけど」
「そうやなくて!普通ここはオレが傍にいますとか守りますとかやろ〜!?」
「陸サンの家族のほうが確実に守ってくれますよ?病院行くのに保険証必要ですし」
「やからそうやなくて〜!」
身長90センチの猫娘(?)になった陸。
萌えたりせず、なんだか現実的に対応しようとする雪人。
結局、寝たら戻ったり戻らなかったり…