ドラゴンボール SS

□Parental love
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『Parental love』



「ごーはん!」

「!!どうしたんですか、おとうさん?」


ニコニコしながら悟飯の
部屋にやってきた悟空。


「とうちゃん、今日から
悟飯の部屋で寝るから、よろしくなっ!」

「ええっ!?お、おとうさん…?」


言うだけ言うと、
ご機嫌な様子で部屋を出ていく悟空。


「………まっ、いっか」



悟飯は悟空がよく言っているセリフを呟いて
中断されたドリルを仕上げる為に机にむかった。


あのあと、悟空は何も言ってこなかったので
悟飯もスッカリ忘れていた。



そして、その夜。

約束どおりに悟空は悟飯の部屋にやってきた。


「久々だな〜悟飯とこーして寝たりするのは」

「お、おとうさん…?
本当に一緒に寝るの?」

「悟飯は、とうちゃんと寝るのはイヤなのか?」

「嫌じゃないです!ただ
……もう僕は9歳だし、恥ずかしいなぁ〜って。」


顔を、ほんのり赤くしながら、うつむく。


そんな悟飯の様子は
悟空にとってみれば…
可愛くて、可愛くて…


おもわず……



「あぁ!もう…とうちゃん悟飯のこと、でぇすきだぞー!!!」



悟飯を力いっぱい抱きしめた。
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