詩集

□雪の章
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『雪の妖精』

風吹いて 世界白に染め
涙は 雪を溶かしてく

純白の空
ひらり 降り立つのは
透明の羽
妖精達

雪の 孤独な闇夜に
鈴を 鳴らして
舞い降りる

純白の華
はらり こぼれた先
緑のココロは
雪の下

白い 息を凍らせて
春は ほらもうそこで
待っている
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