詩集

□猫の章
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『なづな』

ぬくぬくなづなとまったり昼寝
たまの休みは猫になる
雨でも晴れでも外に出て
寒い寒いとウチ入る

雲を求めて外覗く
なづも私も雲が好き
冬の北風寒いけど
それでも揃って覗くんよ
雲を覗いて部屋覗く
人がいなけりゃ入っちゃえ
今日も明日もオレンジの
ぬくぬく布団でお昼寝だい

空いたお部屋は暇潰し
たまに空飛ぶ小鳥見て
撫で撫でされれば夢の中
そこまで似なくていいのにね
闇に怯えて泣いていた
君は今も鳴くけれど
飯だ遊べや寝かせろや
随分おっきくなったよね

真っ黒くろすけ今日も踏む
尻尾踏んでも気付かない
踏んで驚く人様も
動かぬアンタも悪いんじゃい
他の猫より落ち着いて
他の猫より可愛くて
そんなアンタは黒いけど
他の猫より大好きよ

他の猫より大好きよ
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