予定日を10日過ぎた8月11日。
誘発分娩となり朝から病院に入院しました。
まずは内診・・・子宮口3cmで赤ちゃんもだいぶ下がってきているけどまだ少し硬いと言われました。
この内診でかは分からないけど破水をしたので、自然に陣痛がくる可能性が高いから11時まで促進剤を打たずに様子をみる事になりました。
でも、結局自然に陣痛がくる事はなく11時から促進剤の中で一番強い点滴を開始しました。
先生曰く、経産婦で破水をしている状態でこの促進剤を使えばすぐに陣痛がきてお産に繋がるはず・・・でも、私はなかなか陣痛がこない・・・。

午前中仕事だったパパは14時頃に駆け付けてくれました。
やっとお腹の張りも定期的になり、微弱陣痛が始まったのが15時過ぎた頃。
これでもうすぐ産めると陣痛の痛さが嬉しかったのですが、本格的な陣痛はなかなかきません。
途中2回助産婦さんにかなり痛い刺激をしてもらいましたが効き目なし。
点滴の残りがわずかになった20時を過ぎた頃に担当の先生が内診をしてくれましたが、朝の内診の状況と変わらないと言われました。
子宮の壁の厚さも薄くなっていない。
そこで先生から今後の進め方について2つの選択肢をもらいました。

1つ目は、点滴も残り少ないので今日はここで点滴をはずし(今の状態では点滴をはずしたら陣痛もなくなる)、明日の朝一から同じ点滴を再開してお昼までに産まれなかったら午後から帝王切開。
2つ目は、明日同じ点滴をして昼までにお産になる可能性は5分5分。
明日まで待たずにこの後すぐに帝王切開手術をする。

正直、心の準備もできていないしまさかの帝王切開。
手術に対しての不安も勿論あるし、できれば自然に産みたい・・・という気持ちが強く、思わず先生と看護士さんの前だというのにこらえきれずに泣いてしまいました。
すごく悩みましたが、先生の『今の時点では破水している羊水も汚れていないし、赤ちゃんの心拍はとっても元気だから明日まで待つのも十分可能だけど、明日までにお母さん自身に熱が出たり、羊水が汚れて赤ちゃんに感染する可能性がないわけではないです。
今、帝王切開すれば赤ちゃんが一番元気な状態で産まれてきますよ。』という言葉で決心しました。
赤ちゃんに少しでも危険が及ぶ可能性が出てくるならそんな選択は出来ない。一番元気な状態で産みたい!

手術は22時過ぎから始まり、アイリは無事22時44分に誕生しました。
頭が出てすぐに『オギャー!』と大きな産声!
首に2重へその緒が巻いていたそうです。
それを聞いて、帝王切開にして本当に良かったと改めて思いました。
確かに産後の痛みは後陣痛と傷の痛みでとても辛かったですが、アイリの元気な姿を見ると痛みなんて忘れてしまっていました♥

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