Comply with a riquest

□Love☆TOTO
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ガンマ団本部。




大勢の人が忙しく行き交う館内はとても賑やか。


そんなガンマ団の外れにあるトイレで一つの攻防が繰り広げられていた。










「ちょ、隊長っいい加減に離してくださいよ!」


抱きついて離さない上司を必死に剥がそうとするのは、特戦隊に入って間もないリキッドだった。



みんなで今回の任務完了の報告にガンマ団本部にやってきて、その帰りに尿意をもよおしたリキッドが隊長であるハーレムにトイレの場所を聞いたのが運のつき。


ありえないくらい親切に教えてくれ、あまつさえ「迷子になるから」と付き添いまでしてくれるサービスぶり。


(今日の隊長優しいな)




そんなことを考えているからいけない。

リキッドはまだハーレムの真意に気付いていなかった。






トイレに入ると突然腕を掴まれ個室の方へと押し込まれるリキッド。


「隊長!オレ小便がしたいんですけどっ」

「あ?こっちでもできるだろ」

「なんで隊長まで一緒に入ってくるんすか!」

「いいじゃねぇかよ。俺もちょうど出したいと思ってたトコだしな」


にやにやといやらしい笑みを浮かべて体中を撫で回すハーレムに、リキッドはやっと自分の置かれている状況に気付いた。



(もしかして…オレやばい?)



「隊長っいい加減に離れてくださいよ!」

「うるせぇ」

「んーっ!」


広く清潔な個室内に響いた抗議の声は、ハーレムの口により塞がれてしまった。


騒いでいたため開いていた口に、揚々とハーレムの舌が滑り込む。


胸を叩いて息苦しさを訴えても聞いてはくれず、歯列をなぞられ喉の奥まで潜り込むそれに涙が滲んだ。





ようやく唇が解放された時には腰が抜けて便器に座っていた。


「はぁ…たい、ちょのバカ…」

「誰がバカだって?」


隊服のジャケットが悠々と脱がされその辺に放られる。
抵抗のなくした手がハーレムの逞しい腕に添えられ、動き回るその先を目で追うだけとなった。





ハーレムの舌が首筋を辿り、腹筋の辺りを執拗になぞられる。
その度にピクピクと震える体を楽しむように続けられ、それだけの刺激にリキッドの下部はズボンの上から分かる程勃ちあがっていた。









「…そういえばお前、小便したかったんじゃねぇの?」


リキッドの足の間に蹲り、ズボンを脱がそうと両手で太ももを撫でた。


「あ!そ、そうだった!」


ハーレムから与えられる快楽に陶酔していたリキッドが、その一言に目が覚めたようだ。


「隊長っマジで離してください!オレ漏れちゃうよ!」


慌ててハーレムの頭を押しやり、立ち上がろうとする。

しかしそれはハーレムによって叶うことはなかった。





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