Comply with a riquest
□真夜中にいらっしゃい
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「あ…の、スンマセンけどもう…」
「どうしたんですか?息が荒いですよ…」
「ぅぁっ」
「怪我のせいで熱持っちゃったみたいですね。解熱剤打っときましょう」
懐から一本の注射器を取り出し、見せ付けるように先端から少し液を飛ばす。
「やめっ……っ…」
なぜか思うように腕があがらず、僅かに身を捩らせただけで抵抗も虚しくオレの腕に‘解熱剤’が注入された。
注射器をベッド脇のごみ箱に捨てると何事もなかったかのように傷の治療を再開させる。
「…?……っあ!」
「………どうしました?」
またも駆け抜ける甘い衝撃に、思わず声が漏れる。
「な…んでも、ない…っ」
「おやおや?何かがタオルを押し上げてますよ?」
自分の意識とは関係なく湧き出る快感に、オレの股間部が膨らんでいた。
「…オレに何をした…っ。さっきの注射は…」
「なんのことです?アレは解熱剤って言ったでしょう」
「ふざ、けんな…っもう帰る!」
「帰しませんよ。アンタが割った薬、アレはまだ一つしか作ってなかったんです。効能もまだ試していなかったですしねぇ。単刀直入にいいますと、その身体で払ってください」
「はぁ?!なに言ってんだ!はな…っ?!」
「無駄です。たっぷり楽しませてくださいね」
力を振り絞って腕を突っ張らせて肩を押し退けようとしたが、あっさりと捕らえられ膝の横に押さえ付けられた。
しゃがんだままオレの股間部に顔を近付け口でタオルを退かす。
ほんの少し擦れたタオルの感触にさえ身体が感じてしまっていた。
「もうこんなに膨らましているんですか。いやらしい人ですね」
黒のビキニパンツが盛り上がり、腿にドクターの黒髪が触れる度に震えている。
「んっ!く…ふぅ…っ…」
パンツの上からキスをされ、ピクピクと動くそれを楽しむように歯は立てず口ではまれるだけ。
そのもどかしい刺激に内腿がわなないた。
「っふ…ぅ……」
「足、開いてください」
「…!」
「ほら…」
べっとりと舌で腿を舐められ耐えられず股を開いた。
「いい子ですね」
その間に身体を滑りこませてきて、パンツに押し込められている双球を下から舐めあげた。
「あぁっ!は…ぁっ」
「足、閉じちゃだめですよ」
ひたすらパンツ越しに嬲るだけで決定的な刺激は与えられず、生理的な涙が滲んだ。
「ドクター…」
「なんですか」
潤んだ瞳で、足の間にひざまづき過敏になった股間に舌を伸ばすドクターを見下ろす。
糸を引く先は、自身の先走りとドクターの唾液によりグショ濡れていた。
手足が動かない状態でドクターの顔に首を伸ばす。
するとパッと身を離され、両足をベッドの上に放られた。
「そういえば治療が途中でしたね」
無理矢理俯せにさせられ、硬く立ち上がったソレが潰れる感覚に腰を浮かせた。その間に手を滑らせ限界寸前の自身を細紐で括られてしまった。
「や…いた…っぅう…」
「いい尻してますね」
後ろはTバッグになっているため、日焼けのしていない白い尻がドクターの眼前に露わになる。
以外にもごつい両手で鷲掴みにされ、尻の間に埋もる紐をずらし親指でいじくられた。
「やめっ、そ、こは…あぁ!」
ふぅと息をかけられるだけで堅く閉ざしていた孔は淫乱にヒクヒクと口を開く。
何かヒヤリとした液体が腸内に注がれ、それを塗り付けるように指が蠢く。
体の奥から沸き起こる疼きはもはや止められず、自ら腰を高くあげ、ドクターの指を貪欲に飲み込む。
動かない四肢に過剰に反応する身体。
全身が性感帯になった気分だった。
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