Comply with a riquest

□patience?endurance?
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「りっちゃん、おはよ♪」

「おはよって…もう3時なんですけど…」

「オレは今起きたの♪いや〜清々しい朝だね〜」


部屋に入ってきたロッドが、窓辺に立って深呼吸をしている。

おはよ、と言われたが、着替えてはいるものの実はオレもさっき起きたばっかりだった。










滞在4日目。


あれからさり気なく隊長の執務室を廊下の隅から覗いてみたり、マーカーの行動をチェックしてみたりしているが、特に何かに繋がるわけもなく。
気休めか暇潰しか。
気付けば隊長のことばかり考えていた。

結局昨夜もろくに眠れず、眠りについたのは日が上ってからのこと。

目が覚めて、明るい日差しに包まれていると何に悩んでいたのか忘れていた。

目覚めてシャワーを浴び、軽い昼食にルームサービスを頼んで、食べ終わった頃にロッドが部屋を訪れたのだ。

ロッドが部屋に来たのは、オレと一緒に街へ行かないか、という誘いのためだった。


「どこ行くの?」

「りっちゃん甘いもの好きでしょ?美味しいカフェに連れてってあげるよ」


甘くて美味しいものにも惹かれたが、なんとなく一人でいるより誰かと外にいる方が楽しいだろうと、ロッドの誘いにのった。





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