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□臆病者の恋
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側にいたいのに

素直になれない








君の側にいて

僕は臆病になってしまったんだ










わからないよ

僕には君が分からない





君が笑って  ほっとして

君が黙って  冷めた目で

返事もくれず






僕は嫌われてしまったのかと




臆病風に吹かれる









君は知らないだろう



僕が君の一挙一動に




こんなにも 心が揺れ動く













それでも僕は 君を追い







懲りずに怯えている










END

嫌われたくはない。
けれど側にいたい。
君を思う限り、僕は永遠に臆病者であろう。

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