カラメ専用駄文庫
□A Happy day(★)
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―キシッ
ベッドは二人の重みに静かに音をたてる。
それさえも気にすること無く、ハオと葉は官能的な口付けを交わし、お互いを高ぶらせていた。
「……葉‥」
「んぁっ…‥ハッ///」
何度も角度を変え、軽く互いの唇を啄みながら舌を絡ませあう。
…そんな事を繰り返していると葉の下肢は次第に熱を持っていき、大胆にもソレをハオに擦り寄せていた。
「…今日は大胆なんだね…?」
ハオは多少驚いたものの、すぐにいつもの鬼畜的笑みを浮かべ葉の額にチュッと音をたててキスをする。
葉は頬染めたまま…目線だけをそらし、ハオのする事を黙って受け入れていた。
そんな葉の様子を見ながらハオは…
「…困ったな‥」
っと一言。
「‥…?」
一体何が困ったのか‥、葉はいぶかし気にハオを見上げた。
ハオはコツンッと葉の額に自分の額をくっつけ、嬉しそうでそれでいて困ったような表情で微笑む。
「…葉‥可愛すぎ…、そんなに可愛いと…今夜は止められなくなっちゃうよ?」
唇が触れそうなぐらいの近さで囁かれたセクシーボイスに一瞬胸が“トクンッ”と高鳴った。